60代男性|就寝中の深い眠りの時間は2~3割、理想的な割合は?

質問

質問者: ジャンボさん

60代の男性です。深い眠りについて質問させてください。

大体24時前後に布団に入り、寝つきは非常に良く通常1分程度で就寝し、6時半頃起床しています。

最近、ムームバンド(歩数計や眠りの状態を計測)をしているのですが、深い眠りの割合は2~3割程度の事が多く、深い眠りが少ない様に感じています。
⇒時々、昼間に眠気を感じる事あり。

ムーブバンドの性能は別にして、一般的に良い睡眠と言えるには、深い眠りの割合がどの位必要なのでしょうか?

回答

人の睡眠には個人差がありますが、年齢によって変わっていくことが分かっています。

この変化は、総睡眠時間だけでなく睡眠の内容にも現れますので世代毎の睡眠の特徴についてご紹介します。

【新生児】
新生児の睡眠の50%はレム睡眠(浅い眠り)にしめられています。脳が発達するにつれ、レム睡眠は減少していきます。

【幼児期】
幼児期は一生のうち最もノンレム睡眠(深い眠り)の量が多く、熟睡しやすい時期であり、この時期には成長ホルモンが大量に分泌されます。
以降、睡眠時間は少しずつ短くなります。

【思春期から青年期】
思春期から青年期にかけても深いノンレム睡眠が多く現れるパターンが続き、成長ホルモンは分泌され続けていきます。

【中高年期】
中高年になると、脳の劣化から深い睡眠がとりにくくなると考えられており、浅い睡眠を長くとるようになっていくため、睡眠の質が悪くなります。
平均して40代以降になると眠りが浅くなっていき60代を過ぎるといわゆる徐波睡眠(深い睡眠)はほとんどなくなるといわれています。

ジャンボさんは、60代でいらっしゃいますのでこれからも少しずつ深い眠りが少なくなり、睡眠の質が下がったように感じられるかもしれませんが、これは自然なことなのです。

深い眠りの割合がどれくらいあるかよりも、
朝起きたときに疲れがなく、昼間に普通に活動できていれば、ジャンボさんの睡眠に問題はないとお考えいただいて差支えないかと思いますので、ご安心ください。

昼間に眠気を感じられた場合には、15時までに20~30分のお昼寝をとるとスッキリするのでおすすめです。

朝自然に起きて夜になると眠くなるのは体内時計の働きによるものですが、体内時計も年齢や生活習慣によって乱れやすくなります。
そのため、体内時計のリズムが乱れないようにこれからも意識して生活していただければと思います。

また、深い睡眠を取るためには適度な運動が必要です。
階段を使ったり歩く距離を増やしたりして、意識的に身体を動かす習慣を取り入れると眠りの質の低下を抑えられます。

記録をつけていらっしゃるようなので、体調の変化と併せてご自身に合った生活リズムを探してみてください。

回答者

| 菅原 奈緒子

睡眠改善インストラクター

フミナーズ編集部


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