「いろんな“眠れない”を抱えた人たち」のために不眠解消法をお届けするフミナーズ編集部は、リアルな眠りについての情報をお伝えすべく、日本全国47都道府県、県民別の眠りの質を調査しました。眠りの質が高かった「ぐっすり県」の人たちの快眠の理由や、睡眠習慣についてシリーズでお伝えしていきます。

ぐっすり県ランキング47都道府県

47都道府県ぐっすりランキング|日本の睡眠事情を大調査!

 
第1回は、不眠度(※)が低かった県=「ぐっすり県」のランキングを発表。医療法人社団明寿会 雨晴クリニック副院長で医学博士の坪田聡先生に、「ぐっすり県」となった理由を分析していただきました。
 
みなさんのお住まいの県or出身県はランキングに入っているでしょうか。ぜひチェックしてみてくださいね。

(※)不眠度は「アテネ不眠尺度(AIS)」という世界保健機関(WHO)が中心になって設立した「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」が作成した世界共通の不眠症判定法に基づき判定しています

参考:アテネ不眠尺度
https://fuminners.jp/newsranking/7383/
「不眠チェックリスト」

ぐっすりランキングNO.1は島根県

ぐっすり県NO.1島根

宍道湖のしじみもぐっすり

 
「島根県民は、生活習慣においてほかの県民と比較してみると、労働時間が比較的短く、就寝時刻も早めなので、睡眠時間を確保しやすい環境にあるのだと思います(※1)。また、ソーシャルメディア利用率が全国で下から2番目(※2)なので、夜にスマートフォンから出るブルーライトをあびている時間も短いのではないでしょうか。画面から出るブルーライトは、睡眠ホルモン“メラトニン”を減らしてしまい、スムーズな入眠を妨げるので睡眠の質を下げてしまいます。島根県民はブルーライトの影響をあまり受けていないので、ぐっすり県NO.1になったのかもしれないですね」(坪田先生)
 
坪田先生によると、島根県は「ぐっすり県」でもあり、「長寿県」でもあるそう。快眠は長寿のヒケツなんですね。
 
「さらに、島根県民は青魚をよく食べているようです。総務省の統計によると、島根県はサバの消費量が日本一、アジの消費量が全国第2位(※3)。サバやアジなどの青魚に含まれるドコサヘキサエン酸 (DHA)には、夜中に目が覚める“中途覚醒”の症状を減らし、快眠度を上げる効果があります」(坪田先生)
 
宍道湖のしじみ…ではなく、青魚をよく食べる習慣が、眠りの質を上げているんですね。

第2位は富山県

ぐっすり県NO2富山

寒ブリの目覚めはスッキリ

 
「富山県がぐっすり県NO.2になったのは、眠りやすい環境がつくりやすいからではないでしょうか。“持ち家率”が高く、住宅の延べ面積も全国1位(※1)なので、居室と寝室を別にしている人も多く、さらに寝室も広く使えているのではないかと思います。また、富山の街は騒音や明るすぎるネオンが少ないので、睡眠の質を下げる環境的な要因が少ないのでしょう」(坪田先生)
 
富山市内には「八尾の町並み」や「岩瀬の町並み」など、風情ある昔ながらの古い町並みが残っています。落ち着いた街の雰囲気が、質の良い睡眠をもたらしてくれているのかもしれませんね。
 
「さらに、ぐっすり眠れているからか、富山県は小中学生の全国学力テストで上位に入っていることが多いんですよ」(坪田先生)
 
学習した情報を整理し、記憶させるためには十分な睡眠が必要。ぐっすり県民は学習効率も高いんですね。

Check

睡眠が学習に与える影響とは? 学習効率を高める眠り方

→学習効率を上げるために最適な睡眠法を紹介します

第3位は青森県

ぐっすり県NO3青森

収穫後のリンゴもかごの中で熟睡

 
「青森県はぐっすり県NO.1の島根県同様、生活習慣において電子メディアの使用率が低い傾向にありました。スマートフォン普及率やインターネットの使用率が全国のなかでも低く(※1)、夜にブルーライトをあびていないのがぐっすり県の上位になった理由だと思います。また、青森県民は快眠度が高いだけではなく、睡眠時刻が日本全国で一番早いんですよ。同時に睡眠時間も全国2番目の長さ(※2)でした」
 
さらに、青森県の中学生の「早寝早起き率」は全国第2位なんだとか。坪田先生いわく子どものころから自然と快眠文化が浸透している地域性があるのでは、とのこと。青森県民は「睡眠サラブレッド」ですね。
 
「ちなみに、青森市はイカの消費量が日本一(※3)。イカには睡眠の質を上げるグリシンという成分が豊富に含まれています」(坪田先生)
 
青森県もリンゴ…ではなくイカがぐっすりのヒケツだったんですね!

4位以下の結果発表

上位3位のぐっすり県は島根・富山・青森でした。さらに、4位から47位までの県は以下とおり。あなたのお住まいのor出身の県をチェックしてみてください。

4位以下の県を発表

残念、47位は茨城県。その理由は次回以降お伝えします!

 
今回の結果では、スマートフォンの利用が少ない県と、入眠時刻が早く睡眠時間が長い県が上位を占めていました。
 
第2回は、NO.1ぐっすり県の島根県の睡眠習慣について、現地へ飛んで調査。39位という残念な結果になってしまったお隣の鳥取県との比較も踏まえて、その快眠の秘密を解明します。7月14日に更新予定です。お楽しみに!
 
あなたはしっかり眠れていますか? ぐっすり県の結果とあわせて、いまの不眠度をチェックしてみてください。
https://fuminners.jp/check/

  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。

==== 編集部が1記事ずつ選んだオススメ記事 ====

【完全マニュアル】眠れないときに試したい、3分で眠くなる6つの方法

→眠れない時に眠れる方法をご紹介しています。睡眠を促す食事や入眠儀式など、様々な「寝る方法」をまとめた完全マニュアルです。

【堀江貴文さんが語る】6時間睡眠のススメ!「ムダな時間を徹底的に削る」 ホリエモン流睡眠術

→ホリエモンこと堀江貴文さんの睡眠事情を伺いました。多忙な中でも、6時間の睡眠時間は確保しているという堀江さんの、ムダを徹底排除した生活とは?

わずか1分で眠る方法とは?眠れない時使える3つの呼吸法

→寝付きが悪い原因と、すぐに眠れる3つの呼吸法をご紹介しています。眠れない夜に試して、自分に合う方法を見つけてみてくださいね。

10年間不眠症の私が、たった1日で「眠れない」を改善した方法

→10年間眠れなかった筆者が、いかにして不眠を解消したのか、実践した方法をご紹介しています。

編集部内で信頼できると判断した情報、並びに医師や専門家への取材を元に信頼性のある情報提供を心がけておりますが、自己の個人的・個別的・具体的な医療上の問題の解決を必要とする場合には、自ら速やかに、医師等の適切な専門家へ相談するか適切な医療機関を受診してください。(詳細は利用規約第3条をご確認ください)