「イライラする」といっても、その原因は時と場合によってさまざま。ネガティブな感情はできれば持ちたくないものですが、それでも多くの人がストレスの蓄積によってイライラを感じているようです。そこで、ストレスをおさえてイライラを解消する方法をまとめました。

イライラする原因は? 簡単にできるイライラ解消法

 

「イライラする」ってどういう状態?

イライラする原因は? 簡単にできるイライラ解消法

イライラとは不安や苛立ち、怒り、悲しみなどを伴うストレス反応です。精神医学では、イライラしやすく、怒りっぽい状態のことを「易刺激性」「易怒性」と呼びます。「易刺激性」は、些細なことで周囲に対して不機嫌な態度をとりやすい状態で、「易怒性」はすぐに怒りをあらわにしてしまう状態を指します。また、イライラしやすい人には以下のような性格や行動パターンがあるといわれています。

 

  • 攻撃的、警戒的
  • 時間的な切迫感を感じやすい
  • 競争心が強い

イライラを抱える人は、ストレスホルモンと呼ばれるノルアドレナリンやアドレナリンの分泌が多く、心拍数が増加し、筋肉や血管が収縮して血圧も上がりやすくなります。同時に、血糖値を上げてしまう作用があるコルチゾールという物質が分泌されるため、糖尿病や動脈硬化などの発症につながる可能性もあります。つまり、イライラは心血管系疾患の罹患リスクを高めるといえます。

イライラの原因は千差万別ですが、その一つであるストレスを抱えやすいのは、以下のようなタイプの人です。

  • 真面目すぎる
  • 几帳面
  • 理想が高い
  • 心配性 など

総じて全てを完璧にこなそうとする完璧主義の人や、日常的に不安を感じる人はストレスを抱えやすい傾向にあるようです。

イライラしやすい性格の改善方法

イライラする原因は? 簡単にできるイライラ解消法

自己中心的な人ほど、狭い世界で物事を考えるあまり、他者の異なる考えに対して抵抗感を持ち、イライラしやすい傾向にあります。そんな人はまず、自分の視野や価値観を広げることを意識してみましょう。

人との付き合いを増やす

自分と異なる価値観を持った人たちとの積極的な交流は、今まで狭かった視野を広げてくれます。交流がなかった人々とも、積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。

継続できる趣味を見つける

イライラはストレス反応の一種であるため、何かに没頭してストレスを発散するのも効果的。音楽、書道、絵画、陶芸などの芸術に親しんだり、ウォーキングやランニングなどの運動にチャレンジしたりするなど、自分にとって気分転換になる趣味を見つけましょう

性格をガラッと変えるのはなかなか難しいもの。しかし、日々の生活の中で少しずつできることを実践していけば、視野が広がって自分とは異なる意見や価値観を受け止めることができるようになります。

自分とは異なる価値観に触れれば、「いろいろな考え方があるけれど、自分だったらこうしたい」といった、自分が本当に大事にしたい価値観が改めて見えてくるメリットもあります。ストレス反応のイライラが発現することも少なくなるでしょう。

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