昼食後や夕方ごろ、ついぼーっとしてしまったり眠気に襲われたりしてしまうとき、昼寝をするとスッキリと眠気をとることができる、ということをご存じですか? 夜の睡眠に支障をきたさないように少し横になって昼寝をすると、午後の仕事の効率も上がります。今回は、睡眠不足の方にもおすすめの「20分仮眠法」をご紹介します。

“寝ない=カッコいい”根性論は古い! 20分のお昼寝時間で効率UP

 

昼寝をしておけばよかった…不規則な生活による日中の眠気

“規則正しい生活”とはほど遠く…日中ボーっとしてしまう

不規則生活の本格的な始まりは、正社員として働き始める前。以前はフリーでのイラストレーターの仕事とアルバイトで生計を立てていました。アルバイトのシフトは日によって変動しますし、デッサン学校に通いつつ夜中に制作をするため、当然のように生活リズムが乱れます。

 

そのためか、その頃から布団に入っても長時間寝付けないことがしばしば。眠れないので昨日の疲れもとれず、疲労は溜まっていく一方でした。
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昼食後や夕方に集中が途切れてしまったり、ボーっとしている時間が長くなったり、アルバイトやイラストの仕事にも支障が出始めていました。

 

「昼寝が健康によい」というのは本当か?

プチ健康オタクの母親による“お昼寝のススメ”

そして、アルバイトを辞め、正社員として働くことになったころ。夜に寝付けず悩んでいる中、日々ワイドーショーなどで健康の知識をバンバン得ているプチ健康オタクの母親から、「お昼に少し仮眠をとるといいらしいわよ!」とアドバイスをもらいました。

 

昼食はお弁当持参派。社内で休憩を取ることが多い私にとって、短い時間であれば仮眠をとることができそう。母親のすすめる通り、さっそくお昼寝を試してみました。

 

昼寝の効果を最大限に引き出す方法

お昼寝の仕方やとる時間にもルールがある!

 

私の職場は11:30〜13:30までの間に、社員がそれぞれ交代でお昼休憩を取ります。私以外の社員は全員、お昼ご飯は外食しており、社内のミーティング兼休憩スペースでお昼を食べるのはお弁当持参派の私一人。休憩スペースのパーテーション越しには業務中の人がいるので電気はついたままですが、視界に入る人もおらず、昼食をとったあとはそのままお昼寝ができる状況です。

 

そんな比較的お昼寝しやすい環境ですが、お昼寝のしすぎで、また夜に寝付けなくなってしまっては本末転倒。お昼寝にもルールがあるそうです。こちらに書かれている「20分間仮眠法」を参考に、正しいお昼寝を目指してみました。

 

① 横にならず、座ったままの姿勢で
深く眠りすぎてお昼寝後にボーっとしないよう、横にならず座ったままの姿勢で眠ります。
デスクに突っ伏して腕を組むと身体が安定するので、ちょうどよく眠れました。

 

② お昼寝の時間は20分以内におさめる
最適なお昼寝の時間は個人差があるそうですが、まず目安にしたいのは20分。30分以上お昼寝をしてしまうと、夜、寝付きが悪くなったり、睡眠の質が悪くなったりするそうです。

 

③ お昼寝前にコーヒーを飲む
お昼寝する直前にコーヒーを飲んでおくと、ちょうどカフェインが効き始めるころが起床時間。すっきり目覚めることができます。

 

④ 眠気ピークの時間帯、14~16時にお昼寝をするのがベスト
お昼に食べたものを消化するために血液が胃に集中し、脳の活動が低下するタイミングなので、この時間帯にお昼寝するのが効率的。夕方を過ぎると夜に眠れなくなる可能性があるのでNGです。

 

⑤ イヤホン内でのみ音が鳴る目覚ましアプリを使用
私は、目覚ましアプリを利用して20分で目覚めるようにしていました。アプリによっては、イヤホンをしていても、外に音が出てしまうものがあるのでご注意くださいね。

 

お昼寝を始めたばかりのころは、他の人の目や業務を意識してしまいましたが、眠れなくても、壁側に顔を向けて目をつぶっているだけで疲れが取れて、お昼寝の効果を実感できました。

 

また、私の場合は、空調が当たって身体が冷えるのが気になったので、ブランケットを1枚用意しておきました。なんとなく安心できるし、見られたくない場合は寝顔も隠せるのでお昼寝しやすかったです。

 

お昼寝をしている人は私の他にいませんでしたが、同じ部署の同僚が、午後に眠くなったり、集中できない時間があったりすることを悩んでいました。同僚に、集中力や仕事の効率アップなどお昼寝の効果について話してみたところ、「やってみようかな」と興味を持ち始めていました。

 

20分間の昼寝を実践! 気持ちのリセットで業務効率改善

20分間のお昼寝は“がんばりどき”の心強い味方でした…

お昼寝を始める前までは午後の仕事の内容が頭に入らず、進行が遅れがちな自分に対してもイライラしていましたが、20分のお昼寝を始めて約3ヶ月、午後は仕事の集中力が途切れてボーっとすることが少なくなりました。午前中に仕事がうまくいかなかった場合でも、お昼寝でいったん気持ちがリセットされるので、業務効率が上がったように感じます。また、前日にちょっと夜更かしをしてしまっても、お昼寝で体力と精神力を回復できるので、がんばりどきの場合は「お昼寝をとるタイミングを作ればいいや」という気持ちの余裕ができました。

 

ただ、ここで問題が。せっかくお昼寝によって仕事の質と効率がアップしたのに、つい最近、私の勤め先の会社では“お昼寝禁止令”がくだってしまったのです。なんてこった…。

休憩時間は各自時間をずらして取るスタイルなのですが、他の人の業務中に仮眠することは失礼に当たると感じる人もいるようで、「社会人として社内で寝るのはNG」という見解になってしまいました…。

 

お昼寝による効率アップを知ってしまった私にとっては、仮眠なしの生活は耐えられません。お昼寝で仕事の効率が上がるのに、まだまだ「寝てはいけない」「寝ないでがんばることが当たり前」という根性論を優先する社会が根強くあるんだなと、私としては残念に感じました。でも社内の決定事項になってしまったので、仕方ありません。

 

仕方なく、いまは周囲にバレず少しでも仮眠を取れるよう、「1分間仮眠」を試しています。それについては、また改めてレポートします。

 

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