美髪は睡眠中に作られる!「コシのあるツヤ髪」のためのナイトケア
人の外見を大きく左右する髪の毛。ツヤのあるサラサラ美髪は女性の永遠の憧れですよね。

 

ヘアケアと言えば頭皮の表面から出ている毛幹部(いわゆる髪の毛)のケアに意識が向きがちですが、イキイキとした美髪を作るには、頭皮の下にもぐっている毛根部を整えることが近道!しかも、美髪は睡眠中に作られるのでナイトケアが欠かせません。

 

そこで今回は、美髪を作るための内側ケアを、ナイトケアアドバイザー・パーソナルボディ―トレーナーの小林麻利子がご紹介します。

1.血行促進で細胞分裂を促す

 

Copyright (c) 生活習慣改善サロン Flura All Rights Reserved.

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健康的な毛髪に導くためには、毛根部根元にある毛母細胞の細胞分裂を促進させることが大切です。細胞分裂には、ミネラルやアミノ酸などの栄養分が不可欠なので、それら栄養分を届けるために、頭皮の毛細血管の血流をアップさせる必要があります。

 

しかし、睡眠不足や運動不足、食生活の乱れなどで毛細血管の血流が悪くなると、毛母細胞に栄養が届かず、コシやツヤのある美髪が育ちにくくなります…。そのため、きちんと睡眠時間を確保し質のよい睡眠を心がけることはもちろん、定期的な運動や頭皮マッサージなどで血行を促進させることが大切なのです。

 

2.毛母細胞の分裂を促す成長ホルモン

 

また、毛母細胞の細胞分裂には、成長ホルモンの分泌も不可欠です。

 

しかし、夜の睡眠の質が悪く、成長ホルモン分泌に不可欠な深い睡眠(徐波睡眠)が、寝始めてから1時間半以内に出現していなければ、きちんと成長ホルモンが分泌されない可能性があります。(全ての方に深い睡眠が訪れるわけではありません!)

 

健康的な毛髪を作るためには、質の高い睡眠をとり、成長ホルモンの分泌を促すナイトケアが大切なのです。

 

3.美髪を作るための内側からのケア

 

(1)15時以降の仮眠はNG
美髪が作られる睡眠中の成長ホルモンを促すために、15時以降の仮眠はとらないようにしましょう。15時以降、特に、就寝時刻間際の一時的な睡眠は絶対NG!

 

この時間帯に仮眠をとると、起きている時間が短縮されることにより脳内の睡眠を促す物質が少なくなるため、本番睡眠時の寝入りを遅くしたり、本番睡眠時に深い睡眠が出現しない可能性が大変高いからです。

 

本番睡眠時に深い睡眠が出現しなければ、成長ホルモンの分泌がきちんとなされない上に、睡眠中に何度も起きてしまったり、翌朝の目覚めが悪くなることも。仮眠をとるなら、お昼15時まで20分以内と心得て!

 

(2) 寝る前は電子機器を利用しない
太陽が沈んだら、コンビニなど極力明るい光の環境には入らず、寝る前は携帯やTVなどは見ないようにしましょう。体内時計に一番影響力のあるものは、紛れもなく光です。

 

日が暮れたあとの強い光は、リズム周期を後ろにずらしてしまい、寝たい時刻になっても体温や血圧が上がりすぎたままなので、寝たくても眠れない状態になることも…。

 

また、体内時計を調節するメラトニンの分泌を妨げることで、夜の寝つきが悪くなる可能性も。仕事などでどうしても見なければならない時は、ブルーライトカット眼鏡を利用するなどして、明るい光は取り入れないようにしましょう!睡眠に向かう時間帯は、なるべく身体をゆったりさせておくことがナイトケアの基本です。

 

(3)栄養バランスを整える
毛髪の主成分のケラチンは、たくさんのアミノ酸から構成されているたんぱく質です。その中でも最も多い必須アミノ酸のシスチンは、体内で合成することができない成分なので、シスチンを含む、豆類や穀類などを摂取することが大切です。

 

また、こういったたんぱく質を体の中で利用できる形にするために、ビタミンB6の青魚を摂取したり、毛髪の成長を促す、ビタミンB2の豚肉や納豆、毛髪の血行促進のためのビタミンEのナッツ類なども合わせて摂取するとよいでしょう。偏らずバランスよく食べてくださいね!

 

(4)お風呂上りの頭皮マッサージ
美髪を生む毛母細胞の細胞分裂を促すには、頭皮の血行促進が不可欠。今回は、ブラッシングで行う頭皮マッサージをご紹介します。
用意するのは、先が丸く、目の粗いブラシです。静電気が発生しない素材を用意しましょう。短時間でできるので、お風呂上りのナイトケアとして習慣化しやすいはず。

 

耳にブラシを置き、右回し左回しをします。耳の周りにも小さな円を描くように押し付けます。反対側も同様に。
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耳の上のこめかみから小さな円を描くように押し付け、頭頂部、反対側のこめかみまで少しずつブラシをずらしていきます。
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おでこの生え際から首までブラシを左右に動かしながら、移動させます。少しずつずらしながら首まで押し付けていきます。
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頭頂部から首までランダムに、頭皮をゆっくりときます。
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再度耳や耳の周りをマッサージして、耳から鎖骨まで優しく下ろして肩までスライドさせます。反対側も同様に。
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「髪のケア」というと髪そのもののトリートメントなどを想像しがちですが、実は睡眠前の頭皮のナイトケアがポイントです。血流をアップするには、その他、定期的な運動やシャワーで済まさず湯舟に浸かることなども有効です。ぜひ、上記と合わせて、美髪ケアを行ってくださいね!

 

photo:Thinkstock / Getty Images

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