睡眠外来の初診を受けてから、約3カ月。喜ばしいことに私はなんと不眠を解消しつつあります。今回は、3月上旬に行った睡眠時無呼吸症候群の検査入院についてレポートします!どんなタイムテーブルでどんな検査をしたのか、詳しくご紹介していきますので、検査入院を検討されている方の参考になれば幸いです。

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待ちに待った検査入院当日!

 

検査入院は、睡眠時の体内環境を検査し、眠れない原因を突き止めるために行います。3月中旬の平日。待ちに待った検査入院の日、私は会社をいつもより早く退社し、18時に睡眠クリニックに向かいました。「普段眠れない人が、いつもと違った環境で眠れるんだろうか…」という一抹の不安を抱えながら。

 

受付で診察券を渡すと、すぐに検査室に案内されました。そこで、まずは検査の流れの説明を受けます。説明されたスケジュールはこんな感じ。

 

①18時30分~19時
事前検査のため、心電図や鼻の呼吸を計測。さらに頭部のレントゲン撮影

 

②19時~20時
個室に入って荷物を置き、食事やシャワー、歯磨きなど、寝る前の準備を済ませて検査器具をセッティング

 

③20時~22時
自由時間(ただし、部屋からは出られない)

 

④22時~
消灯し、睡眠(つまり検査開始)

 

⑤翌朝5~6時
起床(つまり検査終了)

 

上記の時間ごとに内容をレポートしていきたいと思いますが、その前に、事前の入院準備についても触れておきます。初診時にクリニック側から入院時の持ち物リストをもらうのですが、パジャマ、タオル、歯ブラシ、スリッパという、ごく普通の内容。私が入院した病院は、すべてレンタルすることもできました。すべて借りると約1,500~2,000円といった金額です。

 

「お金がもったいない!」という場合は持参することも可能ですが、個人的には、パジャマとタオルはレンタルすることをオススメします(その理由は後ほど)。また、院内では食事が出ないため、夕食や飲み物を購入しておくことも必要です。

①18時30分~19時 人生初の「鼻の呼吸」計測

 

いよいよ、検査の始まり。まずは3つの検査を受けます。1つ目は心電図。これは健康診断で受けるものと変わりありません。

 

2つ目は頭部のレントゲン。人によって喉まわりの骨格が異なり、その形状によって、気道の詰まりやすさがわかるそうです。つまり、生まれつき睡眠時無呼吸症候群になりやすい人もいるとういこと。それを発見するために行います。検査自体は立ちながら器具に身体を近づけ、5~10秒ほどで撮影完了。

 

3つ目は、鼻の呼吸計測。これは人生初の体験でした。寝ている時は主に鼻呼吸になるため、鼻からの吸気量を知ることが大事なのだそうです。片方の鼻の穴に栓をし、もう片方の穴に器具を差し込み、3回呼吸します。私の場合、検査当日はかなり鼻が詰まっていて苦しくなったため、事前によく鼻をかんでおくことを強くオススメします。

②19時~20時 検査器具を身体に装着! まさかの包帯姿

 

事前の検査が終わると、入院する部屋に移されます。部屋に入って荷物を置き、食事やシャワー、歯磨きなど、寝る前の準備を済ませてから、検査器具を身体に装着。器具から伸びるコードを身体にテープでとめ、上から包帯で固定していく、という作業を繰り返します。検査器具を身体に装着する際にワセリンのようなものをたっぷり塗るのですが、後あと、それが付いた衣類やタオルを持って帰るのがかなり面倒です。先述のとおり、パジャマやタオルは病院でレンタルすることをオススメします。

 

また、睡眠中の呼吸量を測定するため、鼻にも器具を装着。すべての器具の装着が完了するまでに、看護師の方2人で対応してもらっても30分はかかりました。「包帯だらけのこんな姿で眠れるのか…?」という不安がいっそう強くなり、その時点で会社に翌日の半休申請を行いました。

 

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③20時~22時 何もすることがないので寝る

 

検査器具の装着後は、トイレ以外は部屋から出ることができません。スマホを見る以外やることが無い…。ベッド近くの天井にはカメラが2機設置されており、こちらの様子を看護師さんが確認しています

 

20時にベッドに入るなんてことは、近年ほぼ無く、あまりにやることがないせいか、あくびがよく出ます。そのうち「眠ると検査が開始され、以降、スマホも見られず布団からも出られませんが、もう眠られますか?」と声がかかったので、スマホチェックを止めて眠ることにし、検査を開始してもらいました。

④22時~5時 やっぱり眠れない…

 

その後は案の定、まったく眠れませんでした。時間が確認できなかったので体感になりますが、20時30分に何とか寝ついたものの、22時ごろには目覚めてしまい、それから朝方まで浅い睡眠を断続的に繰り返していました。検査器具が外れると看護師がやって来て装着し直されるため、寝返りはおろか動くこともできません。身体中の検査器具も気になり、気持ちのモヤモヤがおさまりませんでした。

 

そうこうしているうちに5時30分ごろになり、部屋の明かりがつきました。検査終了です。早い時間からベッドに入ったにも関わらず疲労感が残っています。午後の出社前に体力を回復するため、トボトボ帰宅しました。今回の検査入院の費用は、総額で17,000円ほど。かなり苦労した検査入院でしたが、そのかいあってか後日、意外な不眠の原因が判明しました。それについては次回レポートしたいと思います!

 

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photo:Thinkstock / Getty Images

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