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健康な毎日を過ごすためには食事・睡眠・運動が大切です。1日の野菜目標摂取量は350g。健康を気遣って、毎日少しでもたくさん食べようと心がけている方も多いはず。でも、例えば「野菜スープをよく飲んでいるから大丈夫!」と安心していませんか?野菜を摂るという意味では、もちろんスープでOKですが、実は加熱によって摂りにくくなるものがあります。それは、「酵素」。今回は、話題の酵素に着目して、野菜や果物のかしこい摂り方をご紹介します。

酵素は寝ている間に作られる!

 

最近よく聞く「酵素」とはどのようなものでしょうか?呼吸や脈拍、食べたものの消化吸収など体内で起こるあらゆる生体反応には、すべて酵素が関わっています。酵素がもし体の中からなくなってしまったら、私たちは生きていく事ができないほど。
「最近疲れやすくなったな」、「お肌の調子がよくないな」ということがあったら、もしかすると酵素不足かも。酵素を摂取できているか見直してみましょう。酵素は基礎代謝にも関わるため、老化防止にもとても重要なのです。

 

酵素は大きく分けると2種類あります。人間の体に元々存在する「潜在酵素」と体の外部から摂取する「食物酵素」です。

 

その潜在酵素のなかで、食べ物を消化・吸収するのに必要なのが「消化酵素」。栄養が吸収された後に体内で代謝するために必要なのが「代謝酵素」で、体に栄養を届けてくれます。

 

消化酵素と代謝酵素は、どちらかが増えるとどちらかが減るという密接な関係。肉類や揚げ物など消化に時間のかかる食事が多いと、消化酵素がたくさん使われます。そうすると、代謝酵素の働きが悪くなってしまうというわけ。酵素は寝ている間に作られるので、しっかりと睡眠をとると潜在酵素が増え、毎日元気に過ごす事ができます。

熱に弱い酵素はサラダで摂るのが正解!

 

しかし、体内で作られる酵素の量は、年齢と共に減ってきます。そこで、食べ物から食物酵素を摂って増やすことが大切になります。食物酵素が多く含まれているのは、生の野菜や果物、生の魚やお肉、発酵食品。意識して食生活に取り入れましょう。

 

酵素のウィークポイントは、熱に弱いこと。37℃くらいで一番活発に働くものの、50℃~70℃くらいで死滅すると言われています。野菜の食べ方はスープや温野菜が定番という人は、惜しくも酵素が摂れてないという事に。ぜひ、積極的にサラダなどで生野菜を食べるようにしましょう。

 

私のおすすめは、大根、セロリ、キュウリ、人参などを棒状に切って、塩やお好みのドレッシングをつけるだけの簡単スティックサラダ。野菜や果物にはビタミンやミネラル、食物繊維も含まれますが、酵素の存在もお忘れなく。「酵素=生野菜から摂取!」とインプットしておきましょう。

組み合わせと「すりおろし」で効果UP! 酵素のかしこい食べ合わせ

 

3大栄養素の炭水化物、たんぱく質、脂質にはそれぞれに相性がいい消化酵素があります。ご飯やイモ類などの炭水化物を分解するには、「アミラーゼ」が豊富な大根、カブ、ヤマイモ、キャベツ、バナナなどを。肉や魚などのたんぱく質を分解するには、「プロテアーゼ」が豊富なパパイヤ、キウイ、パイナップル、ショウガ、イチジクなどを。揚げ物などの脂質を分解するには、「リパーゼ」が豊富な大根、セロリ、トマト、りんご、柑橘類などを一緒に食べると消化を助けてくれます。

 

定番の組み合わせ「酢豚×パイナップル」や「とんかつ×大根おろし」は、理にかなった食べ方なのです。また、野菜に含まれる酵素は細胞を壊した時に、さらに力を発揮するのですりおろしたり、ジュースにすると効率的。時間が経つと減ると言われているので、できるだけ早く食べるのがおすすめ。

 

調子のいい体を手に入れるために、しっかり睡眠をとって潜在酵素を増やしながら、生の野菜や果物で酵素を摂取しましょう!

 

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photo:Thinkstock / Getty Images

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