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年が明け、今年こそ資格などの勉強をはじめたいと思っている人も多いはず。しかし、なかなかモチベーションが上がらず、結局毎年やらずに終わってしまっていませんか?
「重要なのは勉強への“やる気”を上げることではなく、“スイッチ”の入れ方です」と話すのは、「子どもの学力がグングン伸びる『朝5分』勉強法(大和出版)」の著者で、「アビット進学指導会」の学院長・橋本和彦先生。これまで、難関私立中学校の合格者を数多く育てている橋本先生が提案しているのが、「朝5分」の勉強法です。

自然と勉強したくなる!? 魔法の「朝5分勉強法」とは

 

「朝活」など、早起きして朝の時間を有効に使うのは理にかなっているように思いますが、「せっかく早起きしても、勉強方法が間違っていては意味がありません」と橋本先生。先生が受験生に勧めている「朝5分勉強法」は、大人にも応用が効くとのこと。さっそくその方法を教えてもらいました。

 

<朝5分勉強法>
① 朝起きてから5分間勉強する
(計算問題や暗記するものなど、思考を必要としない作業的な学習をする)
② 帰宅後に、まず“朝の勉強の続き”をする(答え合わせするだけでOK)
② ②が終わったら、その日の勉強をスタート

 

勉強は始めるまでが1番億劫なので、『勉強するまでのハードル』をいかに下げるかが重要です。だからこそ、朝5分の勉強は取り組みやすく、勉強した実績が残る計算問題や暗記もの、漢字ドリルなどの“作業学習”が有効です」

 

ここで重要なのは、答え合わせを帰宅後にすること。

 

「朝、作業学習だけで終え、答え合わせはしないようにします。すると、よくテレビ番組で見る『続きはCMの後で!』という煽りのように、答えが気になっている状態なので、帰宅後、自主的に答え合わせしやすいのです。すると、その流れで、その日の勉強に驚くほどスムーズに入っていけます。億劫だった掃除が、いざはじめ出すと止まらなくなるのと同じ原理ですね」(橋本先生)

 

これを続けると、朝たったの5分から、自然と勉強のスイッチがONになるサイクルが確立できるそう。

 

夜のダラダラ勉強から卒業! メリット尽くしの“朝型”へ

 

朝5分の習慣には、ほかにもさまざまなメリットがあると橋本先生。
脳は睡眠中に記憶を整理して定着させるため、朝起きたときにはすっきりした状態になっています。そのため朝勉強すると、情報がすんなり頭に入りやすいので効率的に勉強ができるのです。また、朝は学校や会社に外出しなければならないため、タイムリミットがあります。ダラダラと勉強してしまいがちな夜と違い、『○時で勉強は終わり!』と終わりが見えることで、安心して集中して勉強に臨めます」

 

さらに、早起きすることで心身にゆとりが生まれ、1日の充実感がグッと高まるのもメリットの1つだと言います。

 

「『あれをしなきゃ』と時間に急き立てられるより、『今日は○○を片づけよう』とあらかじめイメージすることで、生活に客観性が生まれます。この『描く思考』を朝起きたときに繰り返すことで、思考パターンが変わり、自分の生活リズムをつかみやすくなります」

 

「生活の時間割」で子どもの朝型をサポート

 

最後に橋本先生から、受験生のお子さんを持つ方にアドバイスが。

 

「子どもが実力を発揮できるのは親の力あってこそ。家族が朝型になれば自然と子どもも朝型になります。逆に夜型の家庭のお子さんは夜型になるのです。まずはお母さんが早起きを率先し、子どもが起きる時間には勉強しやすい環境を整えておきましょう。また、子どもの勉強の状況を把握するため、1日の勉強するタイミングや内容を一緒に決め、『生活の時間割』を作ってみるのもいいですね。『朝5分の勉強法』をうまく組み込んであげれば、『勉強をしなさい!』と怒らなくても、子どもは進んで勉強するようになりますよ」

 

子どもの受験にも、自分の勉強にも、朝の時間の使い方を工夫することで、大きな差が生まれそう。まずは朝5分だけ早起きして、習慣を変えてみたいですね。

 

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監修:橋本和彦(アビット進学指導会学院長)

 

photo:Thinkstock / Getty Images

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