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6月と言えばジューンブライド。6月に最愛の人と結ばれた、なんて人も多いのでは? ひとつ屋根の下で始まる共同生活、一緒のベッドで夜もラブラブなんてうらやましい! と思っていたら、著者の周りの既婚者からは「一緒に寝るなんて考えられない」という声が。
え!? パートナーなら一緒のベッドで寝るって当たり前じゃないの?
そこでフミナーズでは、20~30代既婚男女225人に睡眠事情をヒアリング。さらに快眠セラピストの三橋美穂さんに、パートナーと快適な睡眠ライフを送り、親密度を高めるアドバイスをいただきました。
まずは、パートナーと一緒に寝ているかを調べてみたところ……

 

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20~30代と、結婚からあまり時間の経っていない若い世代ながら、意外なことに「ベッドが違う」「そもそも違う部屋で寝ている」という人が合わせて半数近くにのぼる結果に。これは意外な結果かも…。
では、一緒に寝ている人とそうでない人、それぞれに理由を聞いてみましょう。
【一緒のベッドで寝る派】
「眠る前に、布団の中で1日の出来事を話せる」(女性・36歳・専業主婦)
「一緒に寝ないと寝れない。安心感がある。旦那さんの匂いが好き」(女性・26歳・会社員)
「別のベッドで寝るという発想がなかった」(男性・31歳・経営者)
「一緒に寝ることが安心で嬉しいから」(男性・34歳・会社員)
【一緒の部屋だが別々のベッドで寝る派】
「ベッドが狭くてゆっくり寝られないから」(男性・29歳・会社員)
「布団をゆったりと使いたいから」(女性・38歳・専業主婦)
【違う部屋で寝る派】
「イビキや歯ぎしりなどでストレスがたまるから」(男性・29歳・会社員)
「子供と寝ており、一緒だと夫がゆっくり眠れないので」(女性・29歳・専業主婦)
一緒に眠る方は、安心感を得たり、コミュニケーションの時間として魅力を感じている人が多いよう。そして、別々のベッド・別々の部屋で寝る方は、生活リズムの違いや、寝具の広さなど物理的な問題、また一緒だと熟睡ができないという理由が多い模様。

絆を深めながらパートナーと快適に睡眠できる方法は?

では、「一緒に寝たいのに、一緒に眠るとどうしても快眠できない」と感じているご夫婦に、何か解決策はないのでしょうか?
三橋さんによると、ポイントは「寝具選び」「スキンシップ」「眠りの相性の見極め」の3つにあるようです。
① 寝具は夫婦2人で選ぶ
寝具を選ぶ際は、一方の好みだけに偏らないようにするのがポイント、と三橋さん。
「マットの硬さや素材の質感など、夫婦それぞれに好みがあるはず。実際にベッドを見て、触って、互いの好みを相談し合うことでより良い睡眠環境が作れます。ベッドのサイズも重要で、互いに寝返りを打ちやすいようにできるだけダブルベッド以上は確保したいところです」。
また、ベッドを選んだら、寝具のカラーリングにも気を配ると良いそう。色はパステルカラーやベージュなど、男女ともにストレスを与えにくい色がおすすめ。ブルーは鎮静作用がある反面、朝は起きにくいことも。グリーンは夜は森の中でリラックス、朝は爽やかな草原をイメージさせ、朝晩どちらにも効果的な中間色だそうです。
しかし、夫婦お互いの好みにドンピシャなベッドを選ぶのは至難の業かも。そこで三橋さんからアドバイスが。
「好みが合わないようなら無理してダブルベッドにせず、シングルベッドを2つくっつけて寝てみてはいかがでしょう。好みのマットレスやシーツを自由に選べるため、それぞれに合う快眠環境を整えることができます」。
マットレスが別々だと、眠りを妨げがちな、パートナーの動きから伝わる振動も軽減することができるので、起きる時刻などのライフスタイルが違っても、快眠しやすくなるそう。
② 「適度なスキンシップ」が快眠のコツ
「『夫婦で一緒に寝る』と言っても、ベッタリくっつくと快眠しづらいかも(笑)。私がおすすめするのは、スキンシップとしてパートナーの手の甲を撫でること。適度な距離を保ちながら、背中を撫でるのと同じような安心感を得られます」と三橋さん。
一緒のベッドで眠るようになったばかりなど、お互いに緊張しているときに特に有効とのこと。やさしく撫でることで副交感神経が刺激されてリラックス状態になるので、気持ちよく眠ることにも繋がります。パートナーとの親密度を上げながら快眠度もアップできるので、ぜひ取り入れてみては?
③ 一緒のベッドで眠れないなら、一度別々に寝てみる
寝具にこだわってもスキンシップを心がけても、どうしても一緒のベッドでは寝付けない! そんな人はどうすれば……?
「不眠によるイライラは夫婦仲を悪くする大きな要因です。何とか仲を修復しようと無理して一緒に寝ると、リラックスできず余計にギスギスしてしまうことも。そんなときはまず、不眠の原因がパートナーと一緒に眠っていることなのかを見極めるため、思いきって一度別々に寝てみましょう」。
実際に、三橋さんのもとに相談に来る方の中には、夫婦一緒のベッドに眠っていることが原因で不眠になった例も多いそう
「『夫が一緒のベッドで寝たがるが、自分だけいつも寝つけなくて困っている』という相談を受けたことがあります。別々に寝てみるよう勧めたところ、彼女は驚くほどぐっすり眠れたそうです。夫婦だから必ずしも一緒のベッドで寝なければならない、ということはありません。大切なことは無理をしないこと。ぐっすりと眠って穏やかな心の状態にすれば、自然と互いを思いやる心が生まれ、より良い関係を築いていけるはずです」。
大好きなパートナーと一緒にいたいあまり、不眠になって関係がギスギスしてしまったら、本末転倒。これから先もずっとラブラブでいるために、まずは3つのポイントを見直してみたいですね。
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監修:三橋美穂(快眠セラピスト・睡眠環境プランナー)
寝具や快眠アイテムの開発、睡眠関連企業のコンサルティング、ホテルや旅館の客室コーディネート、テレビや雑誌のメディア出演など多方面で活躍。著書に「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」(かんき出版)ほか多数。
HP:http://sleepeace.com/
写真:Thinkstock / Getty Images
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