みなさんこんにちは、東京のIT企業でサラリーマンをやっている小野と申します。当睡眠メディア「フミナーズ」の裏側で編集などをしています。
 
実は私、不眠を解決するためのメディアに携わっているにもかかわらず、ここ1年ほど睡眠に少し悩みを抱えています。
 
そんな話をフミナーズ編集部で持ち出したところ、光や音などを出すちょっとめずらしい快眠ガジェットなるものがあるとのこと。今までサプリメントや寝具など、メジャーな安眠グッズを試したことはあったものの、これについては知りませんでした。
 
その名も「Sleepion2」(スリーピオン・ツー)。どうやら日本の会社が作っているようです。
 
おもしろそうなので一度試してみたい!ということで、開発元のティ・アール・エイ株式会社にコンタクト。二つ返事で商品を提供いただけることになりました。「もし使ってみて”いい睡眠ガジェットだ!”と思えたら記事を書きましょう」という話になり、結果として後述しますが「Sleepion2いいやん!」と思えたので記事化しています!
 
普段から睡眠が大切なのは重々承知していながらも、仕事やプライベートに時間を取られ、なんだかんだ気づいたら不規則に。いよいよアラサーに突入して、若さだけでは日々を乗り切れないことも出はじめ、規則正しい生活を心がけても、実際はすぐにこれまでの習慣は変えられない…。
 
本来はきちんと睡眠時間を確保することを考えるべきですが「睡眠の質を高めることで何とか帳尻を合わせられないか…」と、つい仕事も睡眠も、効率を求めてしまうのが悪いクセです。
 
でもそのような方は、きっと私だけではないはず。そういった意味では、読者のみなさんにもこのSleepion2はぜひおすすめしたいアイテムです。

音・光・香の3つの観点から睡眠環境を整えるSleepion2とは?

Sleepion2は、音・光・香によって五感のうち聴覚・視覚・嗅覚にやすらぎを与え、睡眠環境を整える快眠ガジェットです。
 
睡眠にとくべつ興味がなくても、レム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い眠り)という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。このうち、ノンレム睡眠にはステージがN1〜N3まであり、ステージN3は深睡眠期と呼ばれ身体も脳もしっかり休んでいる状態です。動物の中でも、脳が大きい人間だけがとる深い睡眠といわれています。
 
仕事や遊びに全力投球したい方こそ、深いレベルの睡眠をとり、身体だけでなく脳もきちんとリフレッシュさせて「翌日に疲れを残さない」「良いコンディションで高いパフォーマンスを出す」ことが大切なのは言うまでもありません。
 
その手助けをするために、Sleepion2は開発されました。

音・光・香の安らぎの三重奏で深い眠りへといざなうSleepion2


では実際に、Sleepion2はどのような音・光・香の機能を持っているのでしょうか。ティ・アール・エイさんのお話をもとに、フミナーズの編集としての視点も交えつつ、1つずつ紹介していきます。

音:脳を休め「眠らせる」ための胎内回帰サウンド

眠る前に耳から入ってくる音は、自律神経を刺激する外部刺激となり、脳を覚醒させてしまう恐れがあります。しかし、小川のせせらぎや波の音など、自然界に存在する「水」の音は、脳に高いリラックス効果をもたらします。
 
これは、人間がお母さんのお腹にいたときに、羊水を通して周りの音を聴いていたことと深く関係しているそう。生まれてからも自然が奏でる「水」の音を聴いて、お母さんのお腹の中にいたころを思い出して無意識に落ち着いた気分になるというわけです。
 
Sleepion2には、独自開発されたやすらかな眠りへと誘う「自然・胎内回帰サウンド」が34曲プリセットされています。

光:癒しの「1/fの揺らぎ」で灯るやわらかな光

光が睡眠に大きな影響を及ぼすことはみなさんご存知でしょう。
疲れて帰宅して電気をつけたままで眠ってしまったとき、熟睡した感じがしないのは、睡眠ホルモンを促すメラトニンが十分に分泌されていないからだということが分かっています。
 
その反対に、人によっては室内を真っ暗にしてしまうことで不安が高まり、かえって睡眠の質が悪くなる場合も。そこで、寝室ではできるだけ目に光が直接届かない照明を使うことが、おすすめです。
 
Sleepion2は、真っ暗な寝室をやわらかく照らす明かりとしても役立ちます。そして、こだわりはロウソクの火を再現した、1/fの揺らぎ。
 
wikipediaでは「パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例する…」と、それこそ眠くなりそうなフレーズで説明が始まっていましたが、人の心拍の間隔、小川のせせらぎや電車の揺れなど、人に癒しの感覚をもたらすのがこの1/fの揺らぎです。

香:眠らせるために調合した天然素材100%の専用アロマリング

私たちは、身体を活発にする交感神経と、身体を休息させる副交感神経が対になっている自律神経によってコントロールされています。眠りたいときには、副交感神経をはたらかせることでおやすみモードのスイッチが入ります。
 
そのために重要なのが、心身をリラックス状態にさせること。
 
Sleepion2が醸し出すアロマオイルの心地よい香りは、直接脳へと働きかけ、交感神経が働いて緊張した状態の身体をリラックスさせ、副交感神経をはたらきやすくします。
 
香りは光や音と違い、人によって感じ方に差が出やすいのが特徴です。そこで、Sleepion2では自然の安らぎを感じられる「ラベンダー」「ヒノキ」「ゼラニウム」を採用。
 
天然素材100%の成分にこだわったアロマオイルを使用して、それぞれ独自に調合した3種類の香りが安らぎをもたらします。

Sleepion2_banner

そもそも、睡眠の質を高めるべきなのってなんでなんだっけ?

Sleepion2は一旦さておき、ここでIT業界人が得意な「そもそも、なんでなんだっけ?」をお許しください。
 
私たちには、そもそも、なぜ深い睡眠が重要なのでしょうか。
 
これだけ忙しくて、やりたいことも、やらなければならないこともたくさんあるのに、なぜ眠らなければならないのか。なぜ、求めていないタイミングで眠くなってしまうのか。
 
睡魔に”襲われる”とはよく言ったもので、たとえ仕事のために睡眠を犠牲にすることで有名な同世代の星・落合陽一氏とはほど遠い凡人の私でさえも、眠気で作業効率が落ちたときには被害にあったような気持ちにもなります。

「睡眠は時間よりも質」はあながち間違いではない

睡眠の本来の目的は、眠ること自体ではなく「前日までの疲れを完全に消す」ことです。
 
そのため、たとえ長時間の睡眠を確保できたとしてもスッキリと目覚めることができない、寝ても寝ても眠いなど、寝起きの倦怠感や日中の疲労感があれば、それは必要な睡眠がとれていないことの現れです。
 
逆に、こうした症状がなければ、たとえ睡眠時間が短くても目的がきちんと果たせているといえます。
 
一般的には「睡眠の良し悪し=時間」で考えがちですが、本当に重視しなければいけないのは、どれだけ効果的に眠ることができたかです。これがいわゆる睡眠の質です。
 
最近の研究では、なんとなく基準値になっている「8時間睡眠」に十分な根拠がないという説も上がっています。
 
そういえば上司にも「何時間仕事をするとかじゃなく、どういうアウトプットが出せるのかを考えて」と最近言われました。

最近ひどくなってきた集中力低下と寝起きの悪さ

睡眠が大事なことは頭では分かっていても、実際のところは仕事やその合間を縫った友だち付き合い、趣味の読書(LINEマンガ含む)などをつい優先してしまいがちな私。
 
もともと寝つきが悪く不眠気味だったため、下のような症状を自覚していました。

  • 仕事中眠くて集中できない時間がある
  • 目覚めが悪く、出社するまでに結構な精神的労力がかかる
  • アラームが聞こえず、遅刻をすることが年2回くらいある
  • 休日は泥のように眠るが、そのせいでさらに不規則な生活リズムになる

特に眠れない人には共感してもらえると思いますが、目覚めの悪さで気分がすぐれないこと(人には機嫌が悪いねとよくいわれます)や、行動開始までの心理的負担は相当なものがあります。
 
上司もいつも機嫌が悪いし、サラリーマンはきっとこれが普通なんだと思っていましたが、Sleepion2の話を聞いて目覚めがすっきりしたら生活が変わるかもしれない…!と期待が湧きました。

実際に2週間使ってみた

今回ティ・アール・エイさんに商品提供のご協力をいただき、Sleepion2が届いた翌日から2週間使ってみました。以下は大まかなサイクルです。
 
基本的には、これまでの睡眠サイクルの中にSleepion2を使用するだけです。実施期間は、先方から「2週間ほど試してほしい」と言われたため設定しました。

月〜金曜日
◯夜中1時すぎにベッドに入り、7時半に起床する(いつも通り)
◯ベッドに入る10分前、歯磨きをするときにSleepion2にスイッチを入れ、音楽を流す
◯電気を消してベッドに入る
土、日曜日
◯睡眠時間は予定に合わせて変更
◯ベッドに入る10分前、歯磨きをするときにSleepion2にスイッチを入れ、音楽を流す
◯電気を消してベッドに入る

寝る前5分、部屋を真っ暗にしてSleepion2を使うと超絶いい入眠儀式を行えた

正直に話をすると、Sleepion2が初日から眠りを誘うものかといわれると、そうではないかもなと思いました。ですが音、光、香による”入眠儀式”を続けていくうちに「眠りのスイッチ」が開発されていったことも事実です。「2週間試してほしい」の真意は、こういうことなのかと。
 
また、日数がたつにつれて使い方にもアレンジができるようになりました。私の場合は、Sleepion2を起動して最初の5分間はリビングの明かりを夜間照明くらいまで落とし、ソファーに座って音、光、香を味わう時間を自然と確保するようになりました。
 
その後、Sleepion2と一緒に寝室まで移動してベッドに入ることで、今までよりもスムーズに心地よい眠りに入れていることを実感しています。
 
最初は寝室だけで使っていたのですが、持ち運びがしやすいので、自分がリラックスできる場所で使うことができて便利です。
 
家以外でも、取材での出張先などにも持っていけば、慣れない宿泊先でもいつもの睡眠環境に近づけられそうだなと思いました。
 
今回は使い始めて間もないこともあり、「劇的に睡眠の質があがった!」とまではいきませんでしたが、10日目あたりから目覚めのスッキリ感、仕事中の睡魔、遅刻するような危ない目覚めがなくなっていきました。
 
体験期間は2週間の間だけでも、使うごとに馴染んでいく感覚があったので、もう少し続けてみたいなと思っています。

使ったからこそ理解できた光・音・香の効果

実際に使ってみて、この3つの機能にはなるほどと思わされました。

音:
よくよく考えると、気分転換をするならまずは音楽、という方は多いはず。実際に睡眠前に落ち着く音を聞くことは、眠るためのルーティンとしての効果もあるので、試してみて理にかなっていると思いました。
 
光:
目をつむってしまうのであまり効果は分からなかったのですが、Sleepion2を使って「ベッドに入ってから目をつむるまでの時間」は意外とあるんだなと気づきました。音でスイッチが入り、光が視覚から睡眠環境を整えてくれる感覚でした。
 
香:
枕に頭を置くと良い香りがするので、使う回数を重ねるごとにそれが楽しみになっていきました。音や光はもちろんですが、嗅覚は脳を直に刺激するだけあって、実は一番心地よさを感じるポイントが香りでした。

睡眠環境構築でなく、リラックス環境構築かもしれない

最後になりましたが、実は今回Sleepion2を試したのは、私だけではありませんでした。ティ・アール・エイさんから会社に3台のSleepion2が送られてきたため、睡眠に課題意識を持っていた同期のエンジニアと総務のお姉さんにも使ってもらっていました。
 
2週間の体験の感想を聞くと「また使ってみたい!」との声が上がり、エンジニアは私と同様に眠りのスイッチが開発されたようで、心地よい入眠ができるようになったとのこと。
 
総務のお姉さんは仕事のストレスでモヤっとした気持ちがずっと続いていたようでしたが、Sleepion2で強制的に寝る前のリラックスする時間をつくり出すことができたそうです。
 
「睡眠環境構築というよりも、リラックス環境構築にふさわしい」という感想にはなるほどなと思いました。私もそれが言いたかったのです。
 
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仕事での疲れやストレスが溜まっている方、しっかり寝たほうがいいと分かっているけど寝られない方。Sleepion2が演出するリラックスタイムを満喫して、質の高い睡眠を目指してみてはいかがでしょうか。
 
Sleepion2、私は心からおすすめします!現場からは以上です。
 
音・光・香の3要素で睡眠負債を解消する-Sleepion2(スリーピオン2)
 
参考文献:
梶村尚史『睡眠の専門医が教える「眠りが浅い」がなくなる本 (三笠書房 、2011)
西野 精治『スタンフォード式最高の睡眠』(サンマーク出版 、2017)
梶本 修身『スッキリした朝に変わる睡眠の本』(PHP研究所、2017)

  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。

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