加齢による体臭の原因は?睡眠不足やストレスがキーワード

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最近では若くして加齢臭のような体臭に悩む方も多いのだそう。いよいよ加齢臭か…と思いきや、それはビジネスパーソンに多く見られる“ストレス臭”かもしれません。

体臭・発汗研究に長年たずさわる「五味クリニック」院長・五味常明先生によると、「体臭は睡眠で改善できる」とのこと。寝るだけで体臭が軽減できるなんてそんな都合の良い話があるの?詳しく伺いました。

ストレスが負の“悪臭スパイラル”を生む!?

そもそも、加齢臭の原因とは何なのでしょうか?

「働き盛りの30代から臭い出す体臭は、皮脂が過剰に分泌されることで発生しやすくなります。また睡眠不足や運動不足など不規則な生活をしていると、皮脂の分泌が活性化するだけでなく、悪臭の要因となる乳酸やアンモニアが汗に濃く含まれるようになってしまいます

さらに、体臭の大きな原因はストレスなのだとか。

「人はストレスを感じると、それを緩和するために『副腎皮質ホルモン』というものを分泌します。この生成の過程で発生するのが加齢臭の原因となる『活性酸素』。

ストレスの量に比例して『活性酸素』が増え、加齢臭の元になるノネナールだけでなく、それ以外の脂肪酸も増加して体臭をより強力にします。この臭いを『ストレス臭』というのです」

ストレス臭の恐ろしい点は、さらなる悪臭につながる “負のスパイラル”を生んでしまうこと。

「仕事のストレスによってストレス臭が生まれると、『自分は臭っているんじゃないか』と臭いに対して過敏になり、強いストレスを感じるようになります。すると仕事も思うようにいかず、さらなるストレスからひどい悪臭に発展してしまうケースも。体臭を予防するためには、ストレスを上手に解消してあげることが近道です」

肝臓をしっかり休ませて体臭予防!

そうはいっても、ビジネスパーソンにとって、ストレスを溜めないようにするのは難しいもの。何か良い方法はありますか?

「まずは睡眠時間をしっかり確保して、睡眠の質を高めることからスタートしてみてください。深い睡眠はストレスを軽減するだけでなく、生活リズムを整えて心身にゆとりを生みます。

さらに、眠りによって成長ホルモンの分泌が促されるので、体臭を軽減できるんです。とくに眠りについた直後に成長ホルモンが大量に分泌されるので、スムーズに入眠できる状態にしておくのが良いでしょう」

ちなみにスムーズに入眠するうえで大切なのが、「肝臓をしっかり休ませること」なのだそう。

「肝臓の機能が低下すると、体内にたまった乳酸やアンモニアが汗として分泌されて悪臭を放ちます。寝る前にお酒を飲まない、寝る直前にお腹いっぱいにご飯を食べないなど、肝臓への負担を和らげてあげれば、眠りがグッと深まり、体臭予防もできますよ」

デオドラントや香水でその場しのぎをしている人も、まずは睡眠時間を見直してみては? ぐっすり眠るだけで臭いとストレスを同時に解決できるかもしれません。

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photo:Thinkstock / Getty Images

五味 常明

監修

医師・医学博士

五味 常明

五味クリニック 院長


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