睡眠中の胸の痛み|いびきはサイン?アゴや腕も痛かったら要注意!

睡眠中の胸の痛み|良い眠りで予防?アゴや腕も痛かったら要注意!

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昨日まで元気だった人が、いつも起きる時刻になっても起きてこない。見に行ったら、寝床の中で亡くなっていた…。

ときどき、こんなことが起こります。予期せず突然に亡くなることを「突然死」、あるいは「急死」といいます。

厚生労働省の調査によると、突然死の原因は6割以上が心臓病で、そのほかに脳血管障害(脳卒中)や消化器疾患などがあります。

また、突然死が起こる時間帯は就寝中が全体の約3分の1と最も多く、次いで入浴中や休養・休息中、排便中などとなっています。

心臓病が原因で突然死することを「心臓突然死」と言います。心臓突然死で亡くなる方は、年間約5万人もいます。

心臓突然死の原因で多くを占めるのが、狭心症や心筋梗塞などの「虚血性心疾患」です。

ここでは、眠っている間の胸の痛みとしても症状があらわれる虚血性心疾患の原因や症状、治療法、予防について解説します。 

虚血性心疾患とは

心臓の検査を受ける男性

心臓は1日に約10万回以上も収縮と拡張を繰り返して、全身に血液を送り出してくれています。

心臓の大部分は、「心筋」という筋肉でできています。この筋肉に酸素や栄養を行き渡らせているのが、「冠動脈」という血管です。

この冠動脈の動脈硬化が進んで血管が狭くなったり詰まったりすると、心臓の筋肉に血液が行き渡らず酸素や栄養が不足します。このような状態になる病気を「虚血性心疾患」といいます。

日本は欧米と比べると虚血性心疾患が少ないほうですが、ガンや肺炎とともに3大死因の一つになっています。厚生労働省の人口動態統計によると、年間7万人以上が亡くなっています。

虚血性心疾患には、次の4つが含まれます。

  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 虚血性心不全
  • 虚血性心疾患による致死性不整脈

「虚血性心不全」と「虚血性心疾患による致死性不整脈」は、「狭心症」や「心筋梗塞」の結果として起こります。ですからここでは、狭心症と心筋梗塞について詳しくお伝えします。

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の症状

胸をおさえる男性と寄り添う女性

狭心症や心筋梗塞になった際に、身体にどのような症状があらわれるかについて説明します。

狭心症の症状

狭心症が起こると、ギューッと締め付けられるような強い胸の痛みが起こります。痛みは、「押さえつけられる感じ」や「熱い感じ」などと表現されることもあります。

痛む部位は胸の真ん中~左側のことが多いですが、みぞおちや背中、首、のど、肩、左腕、あご、歯が痛むこともあります。痛みのほかに冷や汗や吐き気、嘔吐(おうと)、呼吸困難を伴うこともあります

痛みの続く時間は短く、多くは数分で、長くても15分以内におさまります。

心筋梗塞の症状

痛みの部位は狭心症とほぼ同じです。しかし、狭心症に比べて症状は強く、長い時間続きます。

胸の痛みは多くの場合、これまで経験したことがないほど強いものです。痛みが続く時間も30分以上のことが多く、長い時には数時間続くこともあります

心筋梗塞に心室細動などの危険な不整脈が合併すると、血圧が下がって脈が触れにくくなったり、意識を失ったりします。強い胸痛を訴えたら、危険な状態になる前に救急車を呼びましょう

激烈な症状が特徴の心筋梗塞ですが、高齢者や糖尿病患者さんなどでは、まったく痛みを訴えないか軽い痛みしかない場合があります。これは「無痛性心筋梗塞」といいます。

加齢や糖尿病性神経障害のため、疼痛を感じにくくなっているためと考えられています。無痛性心筋梗塞では、心不全の状態にまで進行した後や、たまたま心電図をとって気が付かれることが一般的です。

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の原因

心臓が痛む男性

次になぜギューッ締め付けられるような強い胸の痛みが起こるかについて説明します。

狭心症の原因

心臓の筋肉は、冠動脈を流れる血液から酸素や栄養を受け取っています。何らかの原因で冠動脈が狭くなると、十分な酸素が心筋に届かなくなり、心筋が悲鳴を上げます。

狭心症では冠動脈が狭くなりますが、基本的には完全に詰まって血液が途絶えることはありません。

次に述べる心筋梗塞では、冠動脈が完全に詰まって心筋への血流が途絶え、その先の心筋が壊死(死ぬこと)してしまいます。

虚血性心疾患の中でも、狭心症は時間がたつと元の状態に戻るのでやや軽症、心筋梗塞は一度おこると心筋が生き返ることはないので重症とも考えられます

冠動脈が狭くなる原因は大きく分けて、動脈硬化のために血管の中が狭くなることと、血管の周りの筋肉が収縮して血管が押しつぶされることの2つです

狭心症はその起こり方から、3つに分けられます。

  • 労作性狭心症
  • 安静時狭心症(冠れん縮性狭心症)
  • 不安定狭心症

 

労作性狭心症

運動をして血圧や脈拍が上がると、心筋はたくさんの酸素を必要とします。ところが、動脈硬化によって冠動脈の中が狭くなっていると、心臓全体に十分な血液が供給されず、心筋の酸素不足がひどくなって狭心症を起こします

安静にしていたら大丈夫だけれど、運動をすると狭心症を起こすタイプを「労作性狭心症」といいます。

安静時狭心症(冠れん縮性狭心症)

普段は冠動脈が狭くなっていないけれど、ときどき冠動脈自体の筋肉がけいれんを起こすように収縮して、冠動脈を押しつぶしてしまうことがあります。

これが「安静時狭心症」です。安静時狭心症は、就寝中、特に明け方に多く起こります

不安定狭心症

運動中に加えて安静にしていても狭心症が起こるようになり、次第にその回数が増えてくるのが「不安定狭心症」です

不安定狭心症は心筋梗塞の前触れであることが多く、時には冠動脈が完全につまらなくても心筋が壊死する(死んでしまう)ことがあり、注意が必要です。

心筋梗塞の原因

動脈硬化が進むと、血管の中にコレステロールや脂肪の塊である「プラーク」ができます。このプラークが何らかの理由で破れると、この傷を治すために血液の中の血小板などが集まって「かさぶた」ができます。

このかさぶたは血の塊なので「血栓」といいます。冠動脈にできた血栓が大きくなって冠動脈を完全に詰まらせると、その下流へは血液は行かなくなります。

血液の供給を絶たれた心筋は、生きていられなくなり死んでしまいます。これが心筋梗塞です。

心臓は電気信号でコントロールされて、規則正しく動いています。ところが、心筋梗塞が起こると電気信号の伝わり方も異常になり、心臓の拍動が不規則になります。

心筋梗塞が起きて30分~1時間以内に、「心室細動」などの不整脈が起きることがあります。心室細動は特に危険な不整脈の一つで、「虚血性心疾患による致死性不整脈」の代表です

一度死んだ心筋はほとんど再生できないので、心筋梗塞の後には心臓の動きが悪くなって、血液を全身へ送り出すポンプの作用が低下します

この状態が続くと心臓に負担がかかり続けて、次第に「虚血性心不全」を起こしてしまいます。

虚血性心疾患の危険因子

肥満の男性

次にあげる病気や状態があると、虚血性心疾患になりやすいことがわかっています。

  • 高血圧症
  • 脂質異常症
  • 糖尿病
  • 喫煙
  • 肥満
  • 運動不足

 

高血圧、脂質異常症、糖尿病の影響

高血圧があると、血圧に対抗して血管を守ろうとして血管が硬くなります。また、血管が傷つきやすく、その傷からコレステロールや脂肪が血管の壁に入り込んでプラークができます。

高脂血症や高コレステロール血症などの脂質異常症では、血液中をコレステロールや脂肪がたくさん流れているので、プラークが大きくなりがちです。糖尿病では血液中の糖が血管の内側を傷つけやすく、動脈硬化やプラークの原因となります

心筋梗塞を起こした人の約7割が糖尿病を合併していた、という研究もあります。

喫煙の影響

喫煙は、たばこに含まれるニコチンや一酸化炭素が問題です。ニコチンは交感神経を刺激するので、血管が収縮して血圧が上がり、心拍数も増えます。

また、インスリン抵抗性を大きくするので、糖尿病になるリスクが高まります。一酸化炭素は、赤血球の中のヘモグロビンと結びつく力が、酸素と比べて200倍以上もあります。

そのため、たばこを吸っていると赤血球の酸素運搬能が低下して、心筋が酸素不足に陥りやすくなります

肥満、運動不足の影響

肥満(特に内臓脂肪型肥満)や運動不足は、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の原因となります。

肥満の人に多い睡眠時無呼吸症候群は、就寝中の血圧を高め、低酸素状態を引き起こして虚血性心疾患の原因となることがあります

虚血性心疾患の誘因

ここで述べた病気や状態がある人に、睡眠不足や強いストレス、過度の疲労などが加わると、虚血性心疾患を起こしやすくなります

睡眠不足が続くと、脳は「身体が危機的な状況にある」と判断します。そのため、交感神経が活発な状態になり血圧が上がります。

また、栄養を身体にため込もうとして、脂質異常症や糖尿病にかかりやすくなります。さらに、ストレスを感じやすくなったり、ストレスの解消がうまくできなくなったりします。

性格や行動パターンの分類で、「タイプA」という人たちがいます。タイプAとは、攻撃的・挑戦的で責任感の強い人たちです。このような性格では、ストレスがたまりやすいのでしょう。

海外の研究では、タイプAの人は虚血性心疾患を起こしやすいと考えられています。

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)への対処と治療

心臓発作が起きた男性

狭心症や心筋梗塞になってしまったときの対処と治療法について説明します。

狭心症への対処

運動中に強い胸の痛みを感じたら、すぐに運動をやめて安静にしましょう。座るか横になって、シャツのボタンやズボンのベルトを緩めて呼吸をしやすくします。

これまでも同じような発作があって医師から薬(ニトログリセリン製剤など)を処方されていれば、その薬を医師の指示通りに使います。

だんだん状態が悪くなったり、15分たっても症状が良くならなかったりするときは、救急車を呼んで医療機関を受診してください

狭心症の治療

狭心症の発作がない時に飲む薬には、ニトログリセリン製剤(硝酸薬)やカルシウム拮抗(きっこう)薬、交感神経ベータ遮断(しゃだん)薬、抗血小板薬などがあります。

ニトログリセリン製剤(硝酸薬)やカルシウム拮抗(きっこう)薬は、冠動脈を広げて心筋への血流を良くします。また、全身の血管も広げて血圧を下げ、心臓への負担を減らしてくれます。

交感神経ベータ遮断(しゃだん)薬は、交感神経の活動を抑えて血圧を下げ脈拍を少なくし、心臓の負担を軽減します。動脈硬化が進んで血栓ができ、心筋梗塞になることを予防するために、血小板の働きを抑えるアスピリンなどの抗血小板薬を飲むこともあります。

薬で狭心症の発作が抑えられていれば良いのですが、発作の回数が増えたり動脈硬化が進んだりして心筋梗塞になるリスクが高まると、冠動脈に対する手術が行われることがあります。

手術については、つぎの項目で詳しく説明します。

心筋梗塞への対処

胸の強い痛みが起こった時点では、それが狭心症なのか心筋梗塞なのかはわかりません。心筋梗塞の初期の対応は、上で述べた狭心症のものと同じです。

胸痛が15分以上続いたり、ニトログリセリン製剤を5分ごとになめたりしても痛みが軽快しないときには、ためらわずに救急車を呼びましょう。

強い胸痛を訴えていた人が意識を失うと、心筋梗塞から心室細動という危険な不整脈が起こった可能性があります。声をかけても全く反応がないなら、心臓マッサージや人工呼吸などの「心肺蘇生法」を行ってください

心臓が止まったまま3分たつと救命率は約50%、8分で約10%と急速に低下します。周りにいる人の素早い行動が、患者さんの命を救います。心肺蘇生法の講習は、日本医師会や日本赤十字社、消防署などで行っています。

心筋梗塞の治療

病院へ運ばれると、すぐに心臓の検査が行われます。3本ある冠動脈のどこで血管が詰まっているのか、他に狭い部位はないのかなどが調べられます。

検査と並行して、「tPA」などの血栓溶解薬を静脈内に注射します。5~7割の患者さんで、血栓溶解薬の静脈注射によって冠動脈のつまりが取れますが、再び血管が詰まりやすいことが欠点です。

さらなる治療には、「冠動脈インターベンション(PCI・PTCA)」と「冠動脈バイパス手術(CABG)」があります。

冠動脈インターベンション

冠動脈インターベンションでは、冠動脈の中に細い管(カテーテル)を入れて、狭くなったところで風船を広げて広げたり、そのあとに「ステント」という筒状・コイル状の金属を入れて再び血管が狭くなるのを防いだりします。

冠動脈インターベンションは心臓カテーテル室を持った専門病院でなければ受けられませんが、詰まった血管の再開通成功率は約95%もあります。

ただし、冠動脈インターベンションを受けた後、数週間~数カ月の間に50%以上の再狭窄(きょうさく)が約4割の患者さんで起こります。ですから、治療後もしっかり通院する必要があります。

冠動脈バイパス手術

冠動脈バイパス手術は、薬による治療がうまくいかず、冠動脈インターベンションもできないあるいは効果がないときに行われます。

足の静脈や胸・腹・腕の動脈などを使って、冠動脈の詰まった部分を橋渡し(=バイパス)するように血管をつなぐ手術です。こうすることで、冠動脈が詰まった部位より先の心筋へ血液を送れるようになります。

しかし、静脈を使った冠動脈バイパス手術では、時間とともに血管が狭くなり、10年後には約半分の患者さんで完全に詰まってしまいます。

一方、胸の動脈を使った冠動脈バイパス手術では、手術から10年たっても9割以上できちんと機能しています。

虚血性心疾患の予防

ジョギングする女性と男性

虚血性心疾患は冠動脈が動脈硬化を起こし、そのなれの果てに起こる病気です。動脈硬化の原因の大部分は、高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病です。

ということは、生活習慣病にならないようにする、あるいは生活習慣病になってしまっても進まないようにすることで、虚血性心疾患を予防できるということです。

「生活習慣病」というくらいですから、まず生活習慣の見直しから始めましょう。

体重のコントロール

まず、体重をコントロールしましょう。そのためには、今の自分の体重を正確に知る必要があります。毎朝、起きたらトイレへ行った後、体重計に乗りましょう

1日のうちでこの時が、最もやせているはずです。そして、体重をグラフに記録して、毎日眺めましょう。言い訳や努力したことがあれば、それも書き込みます。

これだけで、自然と体重がちょうどよい範囲になる人がいます。

食事

身体に入るカロリーと運動で使われるカロリーの差で、体重は減ったり増えたりします。食事でとるカロリーを減らすことも大事ですが、まず、食事のリズムとバランスを考えます。

1日に何回、ものを食べていますか? 間食や夜食をしている人は、きっぱりやめましょう。食事は朝昼夕の1日3回だけにして、必ず毎回食べます。

夕食に多く食べがちですが、なるべく朝や昼に多く食べて、夜は少なめにしておきましょう。それが難しければ、少なくとも3食を同じ量にしましょう。

食べるリズムとバランスを整えると代謝が良くなるので、食べるカロリーは同じでも体重が減りやすくなります。さらに、できれば塩分を減らして薄味にしてみましょう。

運動

運動をすると言っても、いきなりジムに通う必要はありません(もちろん、通えればベターですが)。まず、1日30分間の有酸素運動(ウォーキングや自転車など)をやりましょう

まとめて30分も運動ができないときは、1日3回などの分割でかまいません。それも無理という人は、こまめに動きましょう。毎日部屋の掃除をするとか、エレベーターやエスカレーターを使わないとか、会社内の連絡は電話を使わず歩いて相手に会いに行くとかでも結構です。

ただし、8~12時や20~24時は、心筋梗塞が起きやすい時間帯です。この時間帯には無理な運動を避けてください。

良質な睡眠

ぐっすり眠って、睡眠不足をなくすことも大切です。良質で十分な睡眠は、血圧を下げ、ストレスを減らす効果があります。どれくらい眠るのが良いかというと、厚生労働省は6~8時間の睡眠を勧めています。

時間のやりくりをして、睡眠時間を確保してください。平日の睡眠時間が不足するようなら、昼休みや休日に昼寝をしましょう。

平日は20分ほど、休日は1時間半までの昼寝を、午後3~4時までに取りましょう。十分な時間の睡眠をとってもまだ眠気が抜けない人は、睡眠障害の疑いがあります。

たとえば、大きないびきをかく人や睡眠中に呼吸が止まる人は、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。早めに睡眠障害の専門医に相談することをお勧めします。

まとめ

生活習慣を整えることで、多くの虚血性心疾患を予防できます。食事や運動、睡眠など、できることから少しずつ取り組みましょう。狭心症や心筋梗塞の発作が起こったら、本人も周りの人もあわてずに対処しましょう。

薬を持っていればそれを使い、症状がひどい時にはためらわずに救急車を呼びます。もしもの時にすぐ心肺蘇生法ができるよう、多くの人が普段から講習を受けておいてくださることを願っています。

photo:Getty Images

坪田 聡

執筆

医師・医学博士

坪田 聡

医師として睡眠障害の予防・治療に携わる一方で、睡眠改善に特化したビジネス・コーチとしても活躍中。「快適で健康な生活を送ろう」というコンセプトのもと、医学と行動計画の両面から睡眠の質を向上させるための指導や普及に尽力。総合情報サイトAll about 睡眠ガイド。 「睡眠専門医が教える! 一瞬で眠りにつく方法」(TJMOOK 宝島社)、「パワーナップ仮眠法」(フォレスト出版)他、監修・著書多数。

医療法人社団 明寿会 雨晴クリニック 副院長

Site: http://suiminguide.hatenablog.com/


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