美肌ケアをしている女性

美肌のために必要なこと|保湿アイテム6選・「シミ・そばかす」を防ぐアイテム2選

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美肌づくりのために必要な、化粧水や乳液などのスキンケア用品や、サプリメントなどのインナーケア用品。さまざまな成分や効能がうたわれている、多くの製品の中から、自分に必要なアイテムを見つけるためには何に注目すればよいのでしょう?

ビューティサイエンティストの岡部美代治さんに、スキンケア、インナーケア用品の選び方のポイントについて伺いました。

美肌アイテムとは?

肌を保湿している女性
美肌づくりのためには、大きく分けて肌の外側からケアする「スキンケア」と、身体の内側からケアする「インナーケア」が必要です。

それぞれの役割や効果について理解し、自分に合ったスキンケアアイテム、インナーケアアイテムを見つけることが大切です。

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美肌のための正しいデイリーケア【肌タイプ診断あり】

→肌タイプをチェックして自分に合ったケア方法を知りましょう。

スキンケアの目的と方法

スキンケアには、肌についた汚れをきれいに落とす「洗顔」と、肌表面の乾燥を防ぐ「保湿」の2つの方法があります。

洗顔

肌の汚れは「水性の汚れ」と「油性の汚れ」の2つに分けられます。 水性の汚れの元は、大気中に含まれる排気ガス、ホコリ、タバコの煙などです

これらが肌の古い角質や皮脂などと混ざり合い、皮膚表面を覆う汚れになっていきます。 こうした汚れは、まずは水で洗い流し、それでも落ちない場合は「洗顔フォーム」を使って落としていくのがベターです。

洗顔フォームは、石鹸やクリーム状のものなどさまざまですが、感触や香り、洗浄力の強さなど、お好みで選んでください。

一方、油性の汚れは、ファンデーションやアイメイクなどの、化粧品によるものです

こうした汚れは、油分や界面活性剤(※)などを含む、油分を落とすことに特化した「クレンジング」を使用して落とす必要があります。 ※界面活性剤…水分と油分の境目(界面)に作用し、油分を水になじませる働きを持つ物質で多種多様です。

化粧品では洗顔料、シャンプー、乳化剤としてクリームや乳液などにも使われています。いずれの場合も、適切な使用方法で安全を十分に考慮された上で配合されています。

保湿

洗顔によって肌の汚れを落としたら、肌の内側に含まれる水分を逃さないよう化粧水や乳液などで保湿をし、肌を乾燥から守ることが大切です。

化粧水は、水分を補給し、角層を柔軟にしてキメを整えます。この水分を安定してキープするために、美容液、乳液、クリーム、美容オイルなどを使用すれば、十分な保湿ができるでしょう。

美容液やクリームなどの美容成分には、健康な角層代謝のサポートをすることで、肌の乾燥を防ぐものもあります。

インナーケアの目的と方法

インナーケアとは、食事やサプリメントなどから、肌を生成するための栄養素を体内に摂り入れたり、しっかりと睡眠をとったりすることで身体の内側から肌を健康に保つことです

特に食事により摂取する栄養素の効果は重要で、肉や魚などに含まれる「アミノ酸」は肌の細胞を作る原料として、また緑黄色野菜や果物に含まれる「ビタミン類(A、C、Eなど)」は肌の機能を調整する働きがあります。

これをふまえると「麺類ばかり食べる」「野菜だけ食べる」など、偏った食事はNGです。美肌のためには、バランスよくさまざまな種類の食べ物を摂りましょう。

ただし、サプリメントや栄養ドリンクに含まれる栄養素は、肌に働きかける前に、体内で分解されたり再合成されたりして、最終的に肌に届く量が減る場合があります。

あくまでも食事から摂取する栄養分の不足を補うためのものとして摂りましょう。

美容成分の種類とその特徴

美容成分
「美容成分」とは、化粧水や美容液などのスキンケア用品、あるいは美容ドリンクやサプリメントなどのインナーケア用品に含まれている、肌に働きかける成分のことです。

その種類は多種多様で、特徴もそれぞれ異なるため、自分が抱える肌トラブルに適した成分が含まれたケア用品を選ぶ必要があります。

ここでは、代表的な美容成分とその特徴についてご紹介します。

保湿に効果のある成分

セラミド

角層細胞のすき間を埋めている「角質細胞間脂質」の一つです。水分をはさみ込む性質をもち、肌に水分を蓄えます。

水溶性ではないため、主に油分を配合した乳液や美容液などの化粧品に多く使われていますが、技術開発の進歩により化粧水にも配合されています。

ヒアルロン酸、コラーゲン

水溶性で化粧水や美容液に含まれ、水分を抱え込んで潤いを保持するために働く成分です。

美容液には高濃度のものが含まれていることが多いので、高い保湿力が期待できます。

また、スキンケア商品だけでなく、ボディケア、ハンドケア商品などにもよく含まれています。

アミノ酸

もともと人間の肌や筋肉、臓器などを構成しているたんぱく質の構成成分のひとつです。

セリンやグリシンなどのアミノ酸は天然保湿因子でもあり、セラミドやヒアルロン酸など他の美容成分とともに高い保湿効果をもつ化粧品によく配合されています。

美白に効果のある成分

ビタミンC誘導体、コウジ酸、アルブチン、トラネキサム酸

「ビタミンC誘導体」は、単独では水の中で壊れやすいビタミンCを、油溶性の物質と融合させることによって体内で吸収されやすい形にした成分のことです。

また、「コウジ酸」はみそやしょうゆなどの麹菌に由来する成分で、「アルブチン」は主にコケモモという植物に含まれている成分で、中には化学合成されているものもあります。

「トラネキサム酸」はもともと湿疹などの炎症を抑える医療用医薬品として使われ始めた成分です。

これらはいずれも厚生労働省により美白効果のあるものとして認可された成分で、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑える働きがあります。

抗炎症効果がある成分

グリチルリチン酸ジカリウム

薬用植物として知られ、抗炎症作用のある「甘草(かんぞう)」を原料とする成分です。ニキビの炎症を抑え、肌荒れを防ぐ働きがあります。

「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の違いと注意点

美容成分が含まれる市販のアイテムは、以下の通り、大きく3つに分類されます。どのような違いがあるのか、覚えておきましょう。

医薬品

厚生労働省に認められた有効成分を含むもの。治療又は予防に使用されますが、医師が処方する「医療用医薬品」とは異なります。

医薬部外品

厚生労働省に認められた有効成分を含むもの。人体に対する作用は緩和で、「薬用」と表示されることもあります。

化粧品

肌を清潔にしたり、健やかに保ったりするためのもの。主として、治療ではなく日常的な美容を目的として使用します。

3つの分類のなかでは、最も効果が穏やかです。   医薬品は治療が目的であるため、薬用成分が一定の有効量配合されています。

副作用が生じることもあるので、注意書きをよく読んで症状がひどいときのみに使用するとよいでしょう。

症状に改善が見られない場合は、皮膚科の受診を検討してください。 また、日常的に使用には、作用が比較的抑えられている医学部外品や化粧品が適しています。

医薬部外品や化粧品を持続的に使用していると、症状の緩和や改善がみられる可能性があります。

保湿力があるアイテム6選

岡部さんに教えていただいた美肌ケアのポイントを参考に編集部で選んだ、保湿効果のある成分が含まれる美肌のアイテムをご紹介します。自分の肌タイプ別に使い分けてみてください。

ドリンクとタブレットで4つの美容成分を摂取する「飲むエステ」

美・皇潤

美・皇潤

《特徴》

  • 内容量:【美・皇潤 Daily&EX】タブレット(300mg×3粒)×30包、ドリンク 30ml×10本/【美・皇潤 トライアル】タブレット(300mg×3粒)×7包、ドリンク 30ml×3本
  • 保湿成分:コラーゲンなど

《ポイント》

「フカヒレコラーゲン」「燕の巣」「低分子化ヒアルロン酸」「発酵プラセンタ」という4つの主成分が配合されたタブレット&ドリンクタイプのケア用品。タブレットタイプの「Daily」は、日常のケアとして、ドリンクタイプの「EX」は、ここぞというときのスペシャルケアとして、ライフスタイルに合わせて取り入れることができます。

シンプルなお手入れでもしっとり肌を手に入れられる

プモア トライアルセット

プモ アトライアルセット

《特徴》

  • 内容量:ミルキーローション28ml/クリーム 6g
  • 保湿成分:セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど

《ポイント》

毎日が忙しく、スキンケアに時間がかけられない人にうれしいのが、「ローション」と「ミルク」の2ステップでスキンケアが完了する「プモア」の1週間トライアルセット。

とろみのあるミルキーローションは、肌なじみがよく、もっちりとお肌に。それをセラミド配合のクリームでカバーすることで、肌にツヤやハリをもたらしてくれます。

小じわに働きかけるパッチ型保湿注射

ヒアロディープパッチ

ヒアロディープパッチ

《特徴》

  • 内容量:【基本コース】8枚入×3カ月分、【お試しコース】8枚入×1カ月分、【年間コース】8枚入×12カ月分
  • 保湿成分:ヒアルロン酸など

《ポイント》

シート上に成形されたマイクロサイズのヒアルロン酸の針が、角層の深部まで成分を届けます。就寝前に目元に貼って、皮膚にうるおいを与えます。

大人のニキビやシミ・そばかすに

バランシングラインお試しセット

バランシングライン お試しセット

《特徴》

  • 内容量:クリアソープバー10g、薬用アクネVCローション30ml(医薬部外品)、薬用アクネVCクリームジェル10g(医薬部外品)、バランシングVCクリアジェル5g
  • 保湿成分:セラミド、ビタミンC誘導体など

《ポイント》

石けん・化粧水・美容クリーム・部分用美容液の4点がセットになった、ニキビやシミ・そばかすを防ぐスキンケアラインです。

化粧水やクリームに含まれる「甘草エキス」は、敏感な肌をケアしながら新たなニキビを予防してくれる抗ニキビ成分、進化型ビタミンC誘導体「VCエチル」は日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ美白成分。
厄介な肌トラブルを未然に防ぎ、みずみずしい肌を実現してくれます。

ふっくら若々しい肌に導くエイジングケア

バイタライジングラインお試しセット

バイタライジングライン お試しセット

《特徴》

  • 内容量:クリアソープバー(洗顔石けん)10g、スキンピールジェル(ピーリング)10g、バイタライジングローション(化粧水)25ml、バイタライジングクリーム(美容クリーム)10g
  • 保湿成分:セラミドなど

《ポイント》

加齢によるお悩みに特化した洗顔石けん、ピーリング、化粧水、美容クリームの4点セット。

ピーリングジェルは、エステ級の本格仕様が特徴で、肌の柔軟性を保ち、うるおいが浸透しやすい肌へ導きます。
また、化粧水には、肌を引き締めキメを整える「アルガン幹細胞エキス」や、保湿成分「ヒト型セラミド」が配合され、みずみすしさやハリのある肌へと整えてくれます。

乾燥知らずのもっちり肌が手に入る

モイスチャーラインお試しセット

モイスチャーライン お試しセット

《特徴》

  • 内容量:クリアソープバー(洗顔石けん)10g、モイスチャライジングローション(化粧水)30ml、モイスチャライジングセラム(美容液)10ml、モイスチャライジングクリーム(保湿クリーム)5g
  • 保湿成分:セラミドなど

《ポイント》

保湿力を重視した洗顔石けん、化粧水、美容液、保湿クリームのトライアルセット

ヒトの肌にある保湿成分「セラミド」と同じ構造の「ヒト型セラミド」には肌の水分を補い保つ効果が期待できるほか、保湿クリームに配合の「アミノ酸」や「ヒアルロン酸」などの天然油分がうるおいを逃さず、ぷるんとした肌をキープします。

「シミ・くすみ」を防ぐアイテム2選

続いて、加齢や紫外線によって現れる「しみ」や「くすみ」などを防ぎ、明るい肌を手に入れるためのアイテムを2点紹介します。

医薬部外品専用成分が、シミやくすみに作用

プレミアムベルエタンセル

プレミアムベルエタンセル

《特徴》

  • 内容量:40g
  • 成分:アルブチンなど

《ポイント》

化粧品には使用が認められていない、医薬部外品専用成分を3種配合した、ホワイトニングアイテム

肝斑(かんぱん)に働きかける「トラネキサム酸」や、メラニン色素の生成を抑える「アルピニアカツマダイ種子エキス」、「党参抽出物加水分解エキス」がシミやくすみなど防ぎます。
「スクワラン」や「濃グリセリン」などの成分は、皮膚にうるおいを与えます。

いま注目のペプチド、透明感のある肌へ

プラチナVCセラム

プラチナVCセラム

《特徴》

  • 内容量:30ml
  • 成分:コラーゲンなど

《ポイント》

「プラチナナノコロイド」「最新型ビタミンC誘導体」「プラセンタエキス」「アルブチン」「植物エキスコンプレックス」が配合された美容液。

くすみの原因となる老化コラーゲンをケアする美白成分として、先進ペプチド「TGP」が高濃度で配合されており、美白だけではなく肌のハリ、弾力までをサポートします。

肌にうるおいを与えて乾燥やニキビなどの肌トラブルを解消するもの、シミやくすみなどをブロックして美白ケアをサポートするものなど、美肌を手に入れるためのアイテムには、実にさまざまなものがあります。

これらを使用する際は、使用上の注意をしっかりと読むことや、効果には個人差があることを忘れないことも大切です。自分に合ったアイテムを見つけましょう。

  <参照>

「素肌美人になれる 正しいスキンケア事典」岡部美代治ほか監修(高橋書店)

photo:Getty Images

岡部 美代治

監修

ビューティサイエンティスト

岡部 美代治


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