ブルーノート東京PRが厳選! 明日起きるのが楽しみになる「夜の音楽」5選

ブルーノート東京PRが厳選! 明日起きるのが楽しみになる「夜の音楽」5選

「夜の音楽」なんて言うと、青江美奈さんの顔(古いですね、伊勢佐木町ですね)、煌めく街のネオン(ムード歌謡ですね)、はたまた、ヒーリングミュージックのぼんやりしたパステルカラーのアルバムジャケットなど、個人的な想い出や思い込みもあり、ちょっと時代錯誤なイメージばかりが次から次へと浮かんできます。

 

たまたま興味を持って音楽を積極的に聴き始めた、小学生の頃。1984年でしたから、残念なことにインターネットも動画サイトもスマホもありません。

お小遣いはほんの少しで、レコードなんて月に1枚買うのが精一杯でしたから、ラジオ番組をカセットテープに録音して編集したり、VHSテープに録画した音楽番組をせっせと観たりしていました

 
そのなかでも特に気に入っていたのが『American Music Award(AMA)』の授賞式。

 

その年に亡くなったマーヴィン・ゲイやカウント・ベイシーの追悼特集、パープル・レインでセンセーションを巻き起こしていたプリンスのパフォーマンス、強くて美しいシーラ・E.、表情も話し方もすべてが大げさなライオネル・リッチーの司会・・・。
 

同居していた祖父は、こたつに入ってパジャマ&半纏姿で画面にじーと見入る私に「また同じ番組を観ているのか。早く寝なさい」と呆れながら毎晩注意をしていましたし、夜遅くに映像を観るのは、睡眠に良いはずはありません。

 

でも、地方都市のぼんやりした小学生だった私にとって、AMAに登場するアーティストたちの様子は「世界へつながる扉」のようなもの。

とてもワクワクしましたし、毎晩楽しく明るい気持ちで布団に入ることができました
 

帰宅してから就寝するまでの、貴重なひととき。映画やドラマを観るのもいいし、ゆっくり入浴したり、読書をしたり、同居している人がいたら話すのも楽しい。

 

さまざまな過ごし方や楽しみがあるなかで、もし帰宅が遅くなって一息つける時間が短い日があったら、音楽をちょっと聴くのはいかがでしょう

心踊ったり、切ない気持ちになったり、懐かしい人を思い出したり…ほんの数秒イントロを聴いただけで気分がグッと変わるのは、音楽ならではのこと。
 

音楽の好みは、食と一緒で人それぞれ。また、同じ「私」でもその日の気分や体調で、欲する音楽も変わるもの。

夜だからといって静かな音楽を聴く必要も、賑やかな音楽を避ける必要も無いと、私は思います。

 

明日起きるのが楽しみになるような、昼間とはまったく違う感情を揺さぶられるような、そんな曲を選んでみてはいかがでしょうか。

 

01. 美しい夜に

“SUNSET AND THE MOCKINGBIRD”
DUKE ELLINGTON AND HIS ORCHESTRA
アルバム “THE ELLINGTON SUITES”収録
 
1958年、デューク・エリントンがエリザベス女王に謁見した際の感激を胸に組曲を作曲。自費で録音してたった1枚だけレコードを製作し、女王に献上しました。

エリントンの死後、1976年にようやくレコードが発売されたのです。

曲もデュークのピアノもとにかく美しく、タイトルの通り、自然のなかに身を置いているような気持ちになります。
 
▼Amazonで“THE ELLINGTON SUITES”をさがす。

02. せつない夜に

“ENCUENTROS”
GATO BARIBIERI
アルバム “CHAPTER ONE : LATIN AMERICA”収録
 
ベルナルド・ベルトルッチ監督作品「ラスト・タンゴ・イン・パリ」の音楽でも有名なアルゼンチン出身のテナー・サックスプレイヤー、ガトー・バルビエリ。

1973年に録音、リリースされたこのアルバムではラテンのダイナミックなリズムに乗って”心かきむしられる“ほど激しく、哀愁漂うガトーのサックスの音色&メロディーが炸裂します。
 
▼Amazonで“CHAPTER ONE : LATIN AMERICA”をさがす。

03. 静かな夜に

“MANCHMAL”
CLUSTER
アルバム “GROSSES WASSER”収録
 
エクスペリメンタルなロックとエレクトリックミュージックの出会い。1960年代後半電子音楽の黎明期にドイツで結成されたユニット、クラスターは現在に至るまで、多くのアーティストたちに大きなインスピレーションを与えて続けています。

「おやすみ前のひととき」にぴったり、電子音がなんとも心地よい1曲
 
▼Amazonで“GROSSES WASSER”をさがす。

04. 輝く明日へ

“CONTINENTAL SQUARE DANCE”
JOE BATAAN
アルバム “SALSOUL”収録
 
“KING OF LATIN SOUL” ことジョー・バターンは1942年NYに生まれ、ラテン音楽の人気レーベル”FANIA RECORDS”のトップスターに。

踊り出さずにはいられない軽快なリズムに乗って聴こえてくる、カラッと明るく、かすかに哀愁ただようジョーの歌声…超名盤と言われる本作の最後を飾るこの曲は、明日へ向かう、人々のパワーに溢れています。
 
▼Amazonで“SALSOUL”をさがす。

05. 新たな出会い

インターネットラジオやストリーミングサービス
 
曲をセレクトするという行為には、実際に再生される前に「頭の中で、不完全だけれど曲が流れてしまう」という、予定調和な側面があります。

 

インターネットラジオやストリーミングサービスを通じて、自分の意思や知識を超えた、新しい音楽と出会ったときの驚きと喜び

それは明日への活力を養う夜のひとときに、素敵な彩りを与えてくれると思います。

 

photo:Getty Images

原澤 美穂

執筆

原澤 美穂

2018年にオープン3周年を迎える南青山のジャズクラブ/ライブレストラン「ブルーノート東京」広報担当。1974年生まれ、群馬県出身。大学卒業後、2社での勤務を経て2003年(株)ブルーノート・ジャパンに入社。主にブルーノート東京のPRと企業広報を担当している。観たいライブやフェスを見つけると休暇を取り、国内外問わず出かけるのが楽しみ。ここ2-3年は、弾丸旅行や時差に身体がついていかないのが悩み。


※体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。
編集部内で信頼できると判断した情報、並びに医師や専門家への取材を元に信頼性のある情報提供を心がけておりますが、自己の個人的・個別的・具体的な医療上の問題の解決を必要とする場合には、自ら速やかに、医師等の適切な専門家へ相談するか適切な医療機関を受診してください。(詳細は利用規約第3条をご確認ください)

眠りのQ&A