「眠れない人のためのCD」で、眠れない時間を約1/3に減らせた話

「眠れない時に聴くクラシック」などが動画サイトに数多く投稿されているように、眠れない時、音楽に頼ろうとする人は多いようです。

そんな中、発売から順調に発行部数を伸ばし続けているのが、『自律神経の名医がつくった ぐっすり眠るためのCDブック』(アスコム)。

医学的根拠に基づいた「眠れる音楽」を聴いているだけで自律神経が整い、ぐっすり眠れるのだといいます。

しかし、生活リズムが乱れまくった“眠れない身体”にも効果はあるのか?

ライターAが実際に試してみました!

今日も眠れない…。こんな私でもCDで眠れるようになるの?

仕事柄、深夜作業や徹夜が多いかと思えば早朝ロケなど、不規則な生活が続くライター業。

「フミナー度チェック」の測定では、なんと不眠度90%という結果が出てしまいました。

基本的な平日のスケジュールを紹介すると、終電までの残業は当たり前、平均帰宅時間は深夜1時頃で、起床時間は午前10時頃。

一般的な職業に比べて夜型です。

一見、睡眠時間は確保できているように見えますが、寝床に入っても明け方まで眠れないことも多く、実際の睡眠時間はごくわずかです。

奇跡的にすぐに眠れた日でも、10分ほどで目が覚めてしまうことも少なくありません。締め切り前には、徹夜などで睡眠リズムはさらに崩れていきます。

常に「眠れない」という問題を抱えている私ですが、CDを聴くだけで本当に眠れるようになるのでしょうか?

なぜ、CDを聴くだけで眠くなるの?

『…ぐっすり眠るためのCDブック』の著者、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生によると、

眠りに関して何らかの悩みを抱えている人は、現代人の約8割にものぼるのだそう。

「彼らの共通の悩みは『ぐっすり眠れない』ということ。その原因のひとつが、日々のストレスの蓄積による自律神経の乱れです」と小林先生。

自律神経は身体を緊張させる交感神経と、心身をリラックスさせる副交感神経が、それぞれバランスをとりながらはたらいています。

通常は昼に交感神経が、夜に副交感神経が優位になることで、スムーズな睡眠に導いてくれるそう。

しかし、ストレスや不規則な生活が自律神経の乱れを招くといいます。

そこで活躍するのが、この『…ぐっすり眠るためのCDブック』。

CDには単なるリラクゼーション音楽ではなく、医学的根拠や実験に基づいた「自律神経が整う」音楽が収録されています。

まずはどんな音楽なのか、実際に聴いてみてください。
 

 
いかがでしたでしょうか? 収録されている音楽には、具体的に以下のような特徴があるのだそう。

●抑揚が少ない、穏やかな音楽
●スローで一定のテンポが続く
●自然に耳に入り、聴き流しやすいメロディー
●夢の中に深く入っていけるような音色
●深い眠りに入れるよう、すべての曲が4分以上と長め

どの曲から聴き始めても良く、また、気に入った曲を繰り返し聴いても良いそう。

音楽を聴くことで眠れないという悩みが解決できれば、睡眠リズムも改善されていきます。

睡眠リズムが改善されると、うつや不安の解消にもつながるとのこと。

精神面だけではなく、腸内環境を整える効果もあり、便秘や肌荒れの解消や肥満防止、脳の活性化など、さまざまなメリットが期待できるのだとか。

心地良い音楽を聴いているだけで、こんなにも色々な効果が得られるなんて、試さずにはいられません!

自分なりの聴き方発見で入眠時間が3時間も短縮!

早速、1週間CDを聴いてみることにしました。

体験1日目:頭がふわっとして睡魔がやってきた!

結果:入眠まで約50分 睡眠時間約6時間 中途覚醒なし!

ベッドに入り、消灯してからCDの曲を再生。ヘッドフォンで聴いても、スピーカーなどで曲を流してもいいそうなので、スマホを使って枕元で全11曲を流しっぱなしにしてみました。

ゆったり心地よい音楽を聴いているうちに、なんとなく頭がぼーっとふんわりしてきて眠りへと誘われます。

だいたい5曲目を聴き終わったところで、記憶がなくなりました。

普段、ひどいときには5時間ほどベッドで悶々としているのですが、この日は1時間弱で眠りに落ち、さらに朝まで目が覚めませんでした。

「よく寝た」と感じられる朝は、本当に久しぶりです。

体験3日目:眠れない…。でも、リラックス効果は高まったかも?

結果:入眠まで5時間 睡眠時間約4時間

実は2日目は仕事で徹夜作業のため、効果を測ることができず…。

その影響で生活リズムが乱れてしまったこともあり、3日目は1日中ひどい倦怠感と眠気がありました。

しかし、ベッドに入って音楽を再生したものの、どうしても眠れない…! 全11曲のトラックを何度も繰り返し聴きましたが、やがて断念して再生をストップ。

結局、入眠までに5時間ほどかかってしまいました。

体験7日目:自分に合った聴き方を発見!

結果:入眠まで2時間 睡眠時間約6時間

その後、数日間にわたって試行錯誤を重ねた結果、寝る前にCDを聴きながらゆっくりストレッチをして、11曲すべてを聴き終わったころに眠りにつくと、いつもよりすんなり寝られることを発見しました!

すると、入眠までの所要時間が2時間ほどに安定。

入眠まで5~6時間かかることもある寝つきの悪い私にとっては、上々の結果です。

試したのは真夏だったので、朝は暑さで早めに目が覚めてしまいましたが、全体的に「眠れた!」という手応えがありました。

なんとなく、いつもより身体の疲れも取れた気がします。

まずは1週間という短い期間で試しましたが、劇的とは言えないまでも、その効果を体感することができました。

その後も寝る前にCDを聴き続けていますが、今でも2時間ほどで入眠することができています。

また、毎日CDを聴いてみて感じたことは、曲に飽きるというようなこともなく、そのうち聴いていることを忘れてしまうくらい自然に聴き流せたこと。

CDを聴いてぐっすりと眠れた日は、翌日の朝もいつもよりすっきり起きられる気がします。

今後もCDを聴き続けつつ、根本的な不眠解消にチャレンジしていきたいと思います。

参考文献:順天堂大学医学部教授 小林弘幸 著『自律神経の名医がつくった ぐっすり眠るためのCDブック』(アスコム)
 

photo:Thinkstock / Getty Images


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