足裏改善が快眠への近道。NG足裏の3つの特徴と対処法

「冷えて眠れない」「疲れているのに眠れない」などといった不眠の症状は、“足裏マッサージ”で解決できるかもしれません。不眠を訴える多くの人を診てきた先生によると、「足の裏や足先は快眠するうえでとても大事なポイント」なのだとか。こむら返り予防にも効く快眠につながる足裏マッサージの方法をご紹介します。

こんな足裏じゃ寝られない!? 足裏の状態をチェックする3ポイント

一般社団法人日本快眠協会 代表理事の今枝先生は、「『眠れない人』の足の裏には大きく3つの特徴がある」といいます。

【特徴1】真っ赤もしくは真っ白な色をしている
【特徴2】硬く、押しても刺激を感じない
【特徴3】冷たいもしくは火照っている

1つでも当てはまっていた場合、身体に何かしらの異変が生じている可能性が…。

「正常な足の裏は土ふまずがくっきり白く、きれいな肌色をしています。しかし怒りやストレスを感じているときは紫がかった赤色に、疲労が溜まっているときには真っ白な色になります。

硬さについても、足の裏全体が硬く押しても刺激を感じない人は、過度のストレスや睡眠不足、体調不良の可能性があります。一方、ぐにゃぐにゃと軟らかすぎても、疲れすぎや運動不足による筋力低下が考えられます」

その他に重要なのが“足裏の温度”だと今枝先生はいいます。

「普段よりも足先が冷たいと感じたら、それは血流が滞っているか、エネルギー不足が考えられます。また足裏だけがいつも火照っている場合も要チェック。ホルモンの影響などが原因に挙げられ、寝つきを悪くしている可能性があります」

足の指でグーチョキパー! 快眠できる足裏づくり

血行不良は睡眠を阻害するので、その原因となる「冷え」は大敵。「血のめぐりを良くして睡眠の質を高められるセルフケアがあります」と話す今枝先生に、自宅で簡単にできる足裏マッサージを教えていただきました。

●足の指でグーチョキパー
1.グー:指を内側にグッと曲げる
2.チョキ:1の状態から親指だけを元に戻して、ピンと伸ばす
3.パー:足指を左右いっぱいに広げる
※1〜3をゆっくり5回ほどくり返す

多くの人は普段足の指を意識して動かすことが少ないので、動かした分だけ全身の血のめぐりが改善されます。さらに薬指が硬いとストレスが溜まっているなど、指にはそれぞれ対応するツボがあるので、指先をしっかりつまんで刺激することで全身にいい影響を与えることにも繋がります」

●スーパーボールを足裏でゴロゴロ
1.スーパーボールを土踏まずにつけて、足でゴロゴロと転がす
※イタ気持ち良いくらいの強さで、縦方向に転がすとより効果的。

「これはオフィスでもこっそりできるのでおすすめです。足の裏が徐々にほぐれ、全身の血のめぐりを良好にしてくれますよ」

「最近、なんだか眠れないなぁ」と思ったら、足裏をチェックしてみてもいいかも! 「グーチョキパー」やスーパーボールで足裏を刺激するだけで、気づかなかった身体の不調が改善され、快眠に繋がるかもしれません。

photo:Thinkstock / Getty Images

今枝 昌子

監修

今枝 昌子

心療内科でのリフレクソロジストとリワーク(うつ病の方の社会復帰支援プログラム)講師の経験を活かし、215年12月から施行されるストレスチェック後の「睡眠強化プログラム」等でビジネスパーソン向けの睡眠ケアを実施。また『おねむりレクチャー養成講座』によって”眠れるカラダのつくり方伝道師”を広く育成。忙しい中で気軽にできる運動を紹介した「快眠体操DVD」も発売中。

一般社団法人日本快眠協会 代表理事


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