どこでも眠るタフさ。フォトグラファー・ヨシダナギのアフリカ旅行術

アフリカ人も夜更かし!?スマホでSNSやメールに夢中

アフリカ人も夜更かし!?スマホでSNSやメールに夢中
日本から遠く離れたアフリカのことを、私たちはあまり知りません。アフリカの人々は、いったいどんな生活をしているのでしょうか?
 
「アフリカでも、街に住んでいる人たちは夜更かしをしていますよ。みんなスマホを持っているので、SNSやメールに夢中です。少数民族では、マサイ族はスマホを持っている人も多いけれど、長老しか持っていないという民族もいますね」
 
少数民族の集落は電気が通っていないところが多いため、夜は真っ暗。その分、彼らは寝るのがとても早かったといいます。
 
「少数民族たちは、夕飯を食べたらやることもないので、すぐに寝てしまいます(笑)。20時には寝ていましたね。朝は6時くらいから起き出して、仕事を始めるんです。寝床は、地面に皮や葉っぱを敷いた簡単なものでした」
 
少数民族の集落に限らず、アフリカではどこでも「想像もできないようなことが起こる」とヨシダさん。
 
「マリのある町では、壁も屋根もない“部屋”にマットレスで寝床を作って寝たり、ちゃんとしたホテルに見えても、ブルキナファソではエアコンからイグアナが飛び出してきたり、スーダンではゴキブリだらけの部屋に通されたりしました(笑)。日本との違いに驚くことは想定内でしたが、どれも想定の斜め上をいくような出来事。でも、そんなことがどんどん起こるからアフリカは面白いんですよね」
 
三ツ星ホテルに泊まっても、治安や衛生の面で安心できないのがアフリカ。「一番安心して眠れたのは、現地のおばあちゃんの家に泊めてもらったとき」だったそう。
 
それにしても、ヨシダさんが撮影した写真の中のアフリカ人たちは、みんな素敵な表情。どうすれば、こんなに自然体な写真が撮れるのでしょうか?
 
心がけているのは、こちらから先に笑いかけること、きちんと声をかけてから写真を撮ること、くらいです。私はあまりアフリカの人々に対して警戒心がないので、彼らには無防備に映るみたい(笑)。だから、距離を縮めやすいのかもしれませんね」
 

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ヨシダナギさん

インタビュー

ヨシダナギさん

1986年生まれ、フォトグラファー。独学で写真を学び、2009年より単身アフリカへ。アフリカをはじめとする世界中の少数民族を撮影する。TVや雑誌などメディアに多数出演するほか、2017年には日経ビジネス誌「次代を創る100人」に選出。近著は、写真集『SURI COLLECTION』(いろは出版)、『ヨシダ、裸でアフリカをゆく』(扶桑社)。


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