【36時間連続更新29本目】いよいよ「ネット漫画」の時代が本格到来!?カメントツ先生に聞く

そんなわけで本日は漫画家のカメントツ先生にお越し頂きました。

「落ち込んでいた友人を元気づけるために描いた」という「こぐまのケーキ屋さん」
Twitterに掲載したところ、あっという間に人気に火が付き、
単行本は20万部、「ローソン」ではオリジナルコラボ商品が全国発売されるなど、
今ノリに乗ってる作品ともいえます。

そんなカメントツ先生、実はインターネットで人気に火がついた、
いわゆる「ネット漫画家」を自称していて、先生が言うには現在、ネットからブレイクする漫画家さんも増えているのだとか。
その辺について私、ヨッピーが深く聞いてみました。

グッズも単行本も好調なようですね。おめでとうございます

ありがとうございます。僕、本当にずっと貧乏漫画家でしたし、インターネットの隅っこで細々と活動していたような人間なので、自分の作品がテレビCMになったりローソンに置いてあったり本屋さんに並んでたり、ちょっと不思議な感じですね。もちろんうれしいんですけど。

印税はどれくらい入ったんでしょうか?

えっ、いきなりそれ聞くんですか?
えーと、それはまあ、普通に計算して頂ければだいたいわかるかと……。

単行本が20万部っていうことはつまり、ざっくりパーセンテージをかけると「これぐらいかな」っていうので合ってますか?

いや、別に今計算しなくてもいいじゃないですか。
でも、本当にネット発の漫画家さんの作品がどんどん売れてるんですよ。
元祖というか、Twitterでウケたものが商品化されて爆発的に売れるっていう先鞭をつけたのは「猫のぽんた」の鴻池剛先生だと思うんですね。

鴻池剛先生、昔から僕のファンだったらしいですよ。

えっ、なんでそこでマウント取ってくるのかが全然わかんないんですけど、
とにかくその鴻池剛先生の作品が爆発的にウケた事が大きくて、それで「Twitterで漫画家を探そう」みたいなムーブメントが生まれたんじゃないかって思うんです。例えば「先輩がうざい後輩の話」のしろまんた先生の作品もめちゃくちゃ売れてるみたいですし、「タヌキとキツネ」もそうですよね。

なるほど。しろまんた先生、僕相互フォローです。

さっきからなんなんですかマジで。

こう、本当にここ数年で、漫画作品の新しいルートが出来てきたような気がするんですね。

と言いますと?

今までって、例えば作品がジャンプに載った、マガジンに載った、それで人気が出る、作品が売れるっていうルートだったじゃないですか。でも、今は逆のルートもあるんですよ。Twitterで人気がある、作品が売れる。その実績で商業誌に載る、っていう。もちろん、ネットでウケたから全部が良い作品だとは限らないし、ネット受けしなくても良い作品はたくさんあるので、どっちのルートもあるっていうのは良いバランスだと思うんですね。例えば「ウシジマくん」を1ページずつTwitterに載せててもたぶん爆発的にウケたりはしないじゃないですか。だから「ウシジマくん」なんかはネット向けっていうより商業誌向けの作品だろうなって思うんです。

なるほど。ウシジマくんより俺の作品の方がスゴいってことですね

そんな事ひとことも言ってなくないですか?読解力どうなってるんですか。

作品がウケることによって何か変わったりするのでしょうか

うーん、別に何も変わらないですよ。特に物欲が強いとか贅沢したい、みたいな人間ではないので。
ただ、仕事場がちょっと手狭になってきたので引っ越そうと思ってるんですが、
その時の審査がすごく通りやすくてびっくりしましたね。担当の方が「こぐまのケーキ屋さん」を知っててくれたりで。貧乏漫画家の頃は本当に門前払いみたいな扱いを受けていたからすごく不思議な感覚です

ちなみに、引っ越し先の家賃はいくらですか?

なんか、さっきからお金に関して鋭敏すぎません?

もう、ルポ漫画などああいう形式の漫画は描かないのでしょうか

いや、書きたいですよ。本当に。
今は「こぐまのケーキ屋さん」でちょっと忙しいので手がまわってないですが、
落ち着いたらそういった形式の漫画もどんどん描いていきたいと思ってます。
ルポ漫画も描きたいですし、キャラクターものの漫画も描きたい。

「こぐまのケーキ屋さん」を出してから「キャラが変わった」とか「作風が変わった」って、特に昔のルポ漫画のファンの人たちから言われる事があるんですね。でも、僕が描きたいものってルポ漫画も「こぐまのケーキ屋」さんも根底にあるものは同じなんですよ本当に。その、僕が本当に描きたいものをルポ漫画を通して表現するのか、「こぐまのケーキ屋さん」を通して表現するかの違いでしかないつもりなんです。だから、ルポ漫画のファンの人も、そういった目線で作品に触れて頂けると嬉しいな、って思います。

なるほど。本日はありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

最後に、年収を教えてください

なんで?


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