声優・春名風花|ツイッター片手に“寝る寝る詐欺”の真相は

9歳からツイッターを始め、さまざまなトピックに対して大人顔負けの鋭い意見をツイートし、大きな反響を呼んできた“はるかぜちゃん”こと春名風花さん。そんな春名さんも、いまや16歳の女子高生です。
 
今回は、デジタルネイティブ世代の申し子ともいうべき彼女が、2017年9月に自身のブログへ投稿した“はるかぜちゃん卒業宣言”について、SNSを使用するようになったきっかけや仕事に対する考え方、睡眠との付き合い方についてお話を伺いました。
 

 

“はるかぜちゃん”を卒業した本当の理由

“はるかぜちゃん”を卒業した本当の理由

――まず、お聞きしたいのが、2017年9月にご自身のブログに投稿された「『はるかぜちゃん』卒業しました」という記事の件です。今後、“はるかぜちゃん”とお呼びするのはNGでしょうか?
 
「呼ばれるのはOKです(笑)。自分から『はるかぜちゃんです!』と言うのはやめたというだけです」(春名さん)
 
――なぜこのタイミングで“はるかぜちゃん”を卒業されたのですか?
 
「そろそろ本名の“春名風花”を覚えてほしいという気持ちが強くなったことが大きいですね。本名よりも“はるかぜちゃん”が、有名になりすぎちゃったので」(春名さん)
 
――“はるかぜちゃん”という名前を使い始めたきっかけは何ですか?
 
「もともとはネット上で“架空の人物になりきる”ために使い始めたんです。以前はすごい人見知りで、自分の思ったことを全然口に出せなくて。でも文章だったら大丈夫じゃないかなって思って、“はるかぜちゃん”というツイッターアカウントを9歳のときに開設しました。いまはもう “はるかぜちゃん”に言葉を託さなくても、人とちゃんと話せるようになったので、“はるかぜちゃん”は“春名風花”の中に吸収しました(笑)」(春名さん)
 
――現在は声優のお仕事をメインに、舞台やテレビドラマなどでも活動もされていますが、もともとお芝居がお好きだったのですか?
 
「はい。小さいころから大好きでした。演劇に興味をもったきっかけは漫画『ガラスの仮面』です。4~5歳のころに、おばあちゃんの家に行ったときにたまたま読んで、本当にすごい漫画だなって思って、お芝居にも興味が湧いてきたんです。『ガラスの仮面』のラストがすごく気になります」(春名さん)
 
――40年以上連載が続いている不朽の名作が、春名さんのルーツだったとは 春名さんは芸歴=年齢ですよね。
 
「0歳から子役をやっています。だっこひもの広告とかEテレの『いないいないばあっ!』に出ていました。七五三の写真を撮ってもらえたら写真代が浮くかもしれない…という不純な動機が母にはあったようで、5歳まではモデル事務所に所属させておきたかったみたいです(笑)」(春名さん)
 
――七五三が終われば普通の女の子に戻るはずだったんですね。
 
「写真を撮ってもらった時点で母としては満足したらしく、事務所も辞めさせるつもりだったそうです。でも私はその時点ですでに『ガラスの仮面』を読んでしまっていたので、続けたいって言いました」(春名さん)
 
――美内すずえ先生(『ガラスの仮面』の作者)が人生を決定づけた、ということですか。
 
ある意味、恩師です。でも、まだお会いしたことがないんです。『ガラスの仮面ですが』というアニメに声優として出演したことはあるんですけどね」(春名さん)
 
――今後、どんな役をやってみたいですか?
 
「キャラクターの考え方やふるまいが、自分では理解できないような役をやってみたいですね。本当の悪役とか。悪役でも、観ている方を共感させてしまうような声優さん、役者さんになりたいと思います。最終目標は北島マヤ(『ガラスの仮面』登場人物)。白目も得意です(笑)」((春名さん)
 
5歳にして演じることに興味を持っていたという春名さん。9歳のときにツイッターで 架空の人物=はるかぜちゃんを演じ始めたというのも、春名さんらしいですね。そんな彼女がツイッターで自ら情報を発信するようになったきっかけとは…?
 

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