誰でもショートスリーパーになれる? 600人に伝えた「短眠メソッド」

誰でもショートスリーパーになれる? 600人に伝えた「短眠メソッド」

実は、テレビ番組『ためしてガッテン』に速読の達人として出演したことがきっかけで、一時期、速読の講師を務めていたという堀さん。ところが、自分の目指したい方向とは違うと思ってすぐにやめることに。その時に、ある生徒さんに言われた言葉が堀さんの次のステップを示すことになりました。

「『速読より気になっているのは堀さんの睡眠時間なんです。その短眠法を教えてもらえませんか?』と聞かれて。ニーズに応えて教えているうちに短眠メソッドが出来上がりました。これまでに受講生はおよそ600人。2カ月ぐらいで3時間睡眠を可能にするメソッドを教えています」

 

著書『できる人は超短眠!』に短眠の具体的なトレーニング方法が明かされていますが、最初に取り組むのは、「朝、同じ時間に目覚まし時計なしで起きること」と「日中の睡魔をコントロールできるようになること」

 

「夜2時間しか寝ていない状態で、退屈な講義を聞いたら眠くなってしまうかもしれませんが、ディズニーランドで楽しく遊ぶなら眠くならない。つまり、睡眠時間と睡魔の発生には必ずしも因果関係がないと考えています。例えば、満腹のとき、目が疲れている時などは睡魔が発生しやすくなります。睡魔に対処するコツは、睡魔が訪れるまでにその発生条件をつぶしておくこと。風邪と一緒で予防が大事なんです」

 

さらに、堀さんの短眠メソッドでは、睡眠時間を減らしていくと同時に、1日2回、眠くなる前に15分以下の仮眠をとることが推奨されています。

 

「仮眠も練習が必要です。これまでの受講生を見ると、みなさん何度か失敗しながら練習を続け、2週間ぐらいでできるようになっています。自分に合った方法とコツさえおさえれば、誰でも睡眠はコントロールできると思いますよ」

 

堀さんによればこの短眠メソッドの成功率は99%。ナルコレプシーという睡眠の病気だった数名の受講生を除き、全員がそれまでの睡眠時間から短眠を実現できたとのこと。また、「受講生のほぼ全員、健康診断の数値も良くなった」と言います。

無理は禁物!目指すべきは自分でコントロールできる「自然な睡眠」

無理は禁物!目指すべきは自分でコントロールできる「自然な睡眠」

短眠メソッドを確立した堀さんですが、無理して短眠を目指すのではなく、あくまで「自然な睡眠」を心がけてほしいといいます。

 

「かつて時計を見ないで生活していた北部アルバニア山岳地帯に住む人々は、日が落ちるとともに眠りについていたため、夏と冬では大幅に睡眠時間に差があったものの、生活パフォーマンスに全く差がなかったという例があります。僕が自身の短眠メソッドを『Nature sleep』と銘打っているのは、“自然な睡眠”でいいんじゃないですかということ。自然な睡眠ができるようになったら誰でも短眠が可能ですよという理論なんです」

 

つまり、重要なのは睡眠のコントロール方法を身につけて、自然な睡眠を手にいれること。受講生には1時間だけ睡眠を減らしたくて始める人もいれば、短眠ができるようになった後、あえて長い睡眠生活を選ぶ人もいるそう。

 

「僕は現在、1日5分睡眠の時もあれば、2時間寝る時もあります。それも無理して短眠を続けているわけではありません。夜に寝て目覚める時間が人とはちょっと違うだけ。以前、渋谷で『寝ない人ですよね』って声をかけられたんですけど、時間が短いだけで僕だって寝るんですよ。人間なのであくびもします(笑)」

 

さらに、「僕自身は、睡眠時間をそんなに気にしなくていいんじゃないかと思っているんですよ」と続ける堀さん。読者の反応で一番嬉しかったのは、不眠症で悩んでいる人からの「今まで寝ないといけないと思って睡眠薬を飲んでいたけれど、気が楽になった」「無理して睡眠をとらなくていいんだと思ったら、かえって夜はよく眠れるようになった」という声だったそう。

 

今、睡眠で悩んでいる人が、僕のメソッドを知ることで、ちょっとでも睡眠の悩みを解消できるなら本望です。僕は頼られることがうれしいタイプ(笑)。問い合わせには何でもお答えしますよ」

 

現代人には睡眠の悩みを持つ人が多いはず。睡眠に関していろいろな情報がある中で、1日8時間睡眠を心がける人もいれば、堀さんのように短眠生活を選ぶ人も。いずれにしても、睡眠の悩みを解消し、よりよい生活を送れるようになるのが理想ですね。ぜひ、みなさんも自分にあった睡眠生活を探してみてください。

【眠りの黄金法則】

  • 朝は決まった時間に目覚まし時計なしで起きる
  • 1日2回、15分以下の仮眠をとる
  • 状況に応じて無理せず、睡眠時間をコントロールする

【ウィークデーの平均睡眠時間】

  • 45分

【睡眠タイプ】

  • 1日の時間を最大限に有効活用する超短眠タイプ
堀大輔さんのフミナー度は『10%』、今はフミナー度は低いレベルです。
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堀大輔さん
堀大輔さん
ほり・だいすけ
GAHAKU株式会社代表取締役。社団法人日本ショートスリーパー育成協会理事長。 18歳からはじめた睡眠の研究を基に25歳で短眠に挑戦し、1日平均45分以下睡眠のショートスリーパーに。 独自に研究した短眠カリキュラム「Nature sleep」によって、約600人のショートスリーパーを育成。著書「できる人は超短眠!」では、余すことなく短眠メソッドを紹介している。

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  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。