幽体離脱にじんましん…時間はあるのに眠れないジレンマ

幽体離脱にじんましん…時間はあるのに眠れないジレンマ

「3時間睡眠が当たり前だった時期は、体に力が入らないフワフワとした状態で、『今なら何でもできる!』というハイな気分が続いていました。でも一方で、寝てしまったらこの状態がリセットされてしまう、と思って逆に寝るのが怖くなってたんですね。この時期は幽体離脱のような体験もあって、上から俯瞰して自分が寝ている姿を見るなんてことも。今思えば、それがその後の不眠につながったのかな」

 

異変は身体にも現れ、背中にはじんましんが発生してしまう事態に…それをきっかけに少し仕事をセーブしたものの、「AKB48はグループで動いていたので、自分だけスケジュールを変更することができず、つらくて大変でした」と篠田さん。結局、彼女がゆっくり眠れる時間を手に入れられたのは約1年後、AKB48を卒業してからでした。

 

「でも私、燃え尽き症候群になっちゃったんです。やっと好きなだけ眠れると思ったのに、何もやる気が起きなくて、逆に眠れなくなってしまったんです」

 

もともと寝る間も惜しんで活動するショートスリーパー志向だった篠田さんですが、夜になっていざ寝ようと思っても眠れないつらい日々が続いたそう。

 

「みんなが寝ている間に自分だけ眠れないというのがつらいんですよね。自分だけ取り残されたような孤独感に襲われました。それに、昔から部活などで運動をしていたので、日中身体を動かさないと、夜は本当に眠れない。だから、AKB48時代のように、眠れないぐらい忙しくしていたほうがいいのかなと思って、スケジュールをパンパンに詰めてもらいました。でも、それもまた身体がつらくなってしまって…当時は自分の生活のペースが全然つかめずにいましたね」

 

こうした不眠状態が続くこと、およそ2年。「なぜ眠れないんだろう?」と、その原因を探るうちに、篠田さんはついにある答えにたどり着いたそうです。

次のページ:自律神経を整える方法を知り、今ではぐっすり8時間睡眠

1 2 3 4