月曜の朝がつらい! ブルーマンデーを乗り越えるためのヒント

月曜の朝がつらい! ブルーマンデーを乗り越えるためのヒント

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日曜の夜によく眠れず、ブルーマンデーを迎えていませんか?

毎週月曜日の朝になると憂うつな気分が高まり、職場や学校に向かう足が重くなってしまう。土日に職場や学校から離れてほっと一息ついたのも束の間、またウィークデイが始まると思うと、憂うつでたまらなくなる…。

このように憂うつな気分で月曜日を迎えることを「ブルーマンデー」と呼びます。
 
ブルーマンデーのベースにあるのは、職業生活や学校生活に対する不快な気持ちです。

職場や学校が自分に合わない、やりたくない仕事や勉強をやっている、人間関係の問題で困っている…。たとえば、心の中にこうした思いがあるとき、月曜日を迎えることがとても憂うつになってしまいます。
 
ブルーマンデーの予兆は、だいたい日曜日の夕方ごろから始まります。

その憂うつな気持ちを打ち消そうと、日曜日の夜には夜半まで気晴らしにのめり込む方も多いものです。たとえば、ゲームやSNS、動画鑑賞にはまって興奮したり、ついついお酒が進んでしまったりする方も多いかもしれません。
 
日曜日の夜にこのような過ごし方をすることで、就寝しても深い眠りを得ることができなくなり、月曜の朝には憂うつ感と疲労感に襲われてしまう…。こうした悪循環を生んでいるケースが少なくないように思われます。

 

ブルーマンデーの原因に根本的に向き合ってみよう

月曜日の朝に通勤・通学の足が重くなることは、珍しいことではありません。

しかし、毎週のように憂うつな気持ちが高まり、職場や学校に行くのが嫌でたまらないという方は、職場・仕事、学校・学業に対する思いと向き合う必要があると思われます。

まずは次の3点について、振り返ってみましょう。

 

(1)憂うつの原因は特定できていますか?

仕事の内容、学業の内容がつまらない、やりがいがない、難しすぎてついていけない、苦手な人とチームを組んでやりにくい、遠すぎて通勤・通学が大変など…。

ブルーマンデーを生じさせる原因を特定できていますか? 最も根本的な原因を見つけてみましょう。

 

(2)原因に対するアクションを起こしていますか?

(1)で特定できた原因について、何らかのアクションを起こしていますか? 解決へのアクションを起こしていない場合、職場や学校への不快な気持ちをいつまでも引きずってしまいます。

まずは身近な人への相談や交渉を試みて、解決への一歩目のアクションを起こしてみましょう。

 

(3)その仕事や学業を行う意味・意義は?

職場や学校に通う目的は何でしょう?

それを行う意味・意義についてじっくり考えてみましょう。たとえば、生活を維持するため、将来のため、夢の生活の実現のためなど、何らかの目的のためにその活動を続けているものと思います。

その意味・意義についてじっくり振り返ると、納得して仕事や学業に取り組むことができるでしょう。

 

(4)自分を支えてくれる人との関係は?

仕事や学業を続けるにあたり、自分を支えてくれる人とどのような関係を築いていますか?

仕事や学業の悩みを打ち明けられる人はいますか? プライベートで支えとなる人はいますか?

自分を支えてくれる人と一人でもつながっていると、ウィークデイへのつらさは軽くなります

 

ブルーマンデーを軽くする3つの発想の転換

ブルーマンデーを感じた時には、上の4つのように憂うつな気持ちを生じさせる根本的な原因や環境のポイントを洗い出し、その問題の解決に向き合っていくことが大切です

同時に、発想の転換を積極的に取り入れることによって、ブルーマンデーを軽くすることもできます。

具体的には、次の3つのポイントをお勧めします。

 

(1)月曜日は「慣らし曜日」と考える

「月曜日だ。全力で頑張らねば!」と意気込むことによって、心のどこかで抵抗感が高まり、反動でブルーマンデーになってしまう方もいます。

そういう方は、まず「月曜日は慣らし曜日」と捉えてみましょう。ウォーミングアップのイメージで、気負い過ぎずに1週間をスタートさせることです。

 

(2)水曜日に「ミニゴール」を設定する

月曜日は「ウィークデイが5日間も続く」と思うから、気が重くなってしまうのではないでしょうか?

そこで、週の半ばの水曜日を「ミニゴール」に設定し、月曜日には「水曜日をゴールにして頑張る」ことを目指しましょう。この日は遅くまで頑張らずに、家でリラックスして早めに就寝するとよいでしょう。

 

(3)「週末の計画」は月曜日から考える

そもそも、ウィークデイという制約があるからこそ、週末の自由を存分に楽しめるのではないでしょうか?

「月曜日は週末への一里塚」と捉え、月曜日から「週末にどこに行こう?」「何をしよう?」と週末の計画を考えていきましょう。週末のことを想像しながら過ごすだけでも、ウィークデイを楽しめます
 
このように、ブルーマンデーを軽くするには月曜日への捉え方を変え、楽しみながらウィークデイを送れるように意識を変えていくことも、お勧めです。
 
ただし、問題の原因を考えたり発想の転換を実行する気になれないほど憂うつが強い場合には、心のトラブルが発生している可能性もあります。その場合には、早めに医師やカウンセラーに相談してみましょう。

 

photo:Getty Images

大美賀 直子

執筆

精神保健福祉士・産業カウンセラー・キャリアコンサルタント

大美賀 直子

早稲田大学教育学部を卒業後、出版社やIT関連企業に在籍し心身の健康等の編集の仕事に携わり、独立。メンタル領域専門のコラムニストとして、ストレスや心の健康、対人関係、モチベーション等に関する執筆活動、講演活動を行う。同時に心理カウンセラー、研修講師としても活動し、メンタルヘルス支援企業「(株)ハートセラピー」に所属。法人向け研修、労働者や大学生へのカウンセリングを行っている。雑誌・新聞等メディアへの出演も多く、著書多数。『長女はなぜ「母の呪文」を消せないのか』(さくら舎)、『なぜあの人の働き方は「強くて美しい」のか?』(明日香出版社)などの書籍を出版している。

(株)ハートセラピー

Site: http://www.heart-t.co.jp/


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