ストレスをためこまないようにするには、日ごろからまず「眠ること」を心がけましょう

「仕事でがんばったストレス解消に、家に帰ってから夜遅くまでテレビやゲームで気分転換」という人も少なくないでしょう。でもそのせいで睡眠が犠牲になっていませんか?睡眠時間を犠牲にしたストレス解消方法はおすすめできません

睡眠には、嫌な記憶を消す働きがあり、ぐっすりと眠ることが精神的ストレスに対処する最良の方法です。精神的なストレスを減らすには、脳を休ませることが第一。そして脳が休むにはぐっすりと眠るほかないのです。

また、楽しく気分転換しているつもりが、不眠の原因になっていることがあります。わくわくするような興奮状態にあると、すぐに寝つけそうにないのは想像できるでしょう。

ストレス発散はうつ予防になりますが、長く眠れない状態が続いてしまうとうつ病になる可能性もあるので要注意です。

時間の限られている日はぐっすり眠ることに集中して、趣味などの気分転換は休日にするなど工夫してみましょう。

ちなみに、ストレス解消のためにお酒に走っても、睡眠の質は悪化するので、結果的にはストレス解消になりません。ご注意を!

眠れないのは「鬱(うつ)」と関係あるのでしょうか?

監修:白川修一郎先生
睡眠評価研究機構 代表・医学博士。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所客員研究員。東京都神経科学総合研究所客員研究員。江戸川大学睡眠研究所客員教授。日本睡眠改善協議会常務理事・日本睡眠学会理事。主な著書に『睡眠とメンタルヘルス‐睡眠科学への理解を深める‐』(ゆまに書房/共著)など。
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