その後なかなか寝つけないようなら問題があります。

中年になると、眠りについた後にトイレのために目覚めてしまう人が増えます。1回や2回トイレで目が覚めても、その後すぐに寝つくことができる人はあまり気にする必要はありません。

しかし、トイレ覚醒の回数が増え、トイレの後になかなか寝つけなくなってしまうようだと問題です。

本来、寝ている間にトイレにいきたくて起きることがない状態が正常です。

しかし、歳をとると腎臓や膀胱の働きも衰え、また眠りが浅くなることで、トイレ覚醒は増えてしまいます。

一晩に3回以上トイレに起きる人は、60歳代で約5%、70歳代では約10%、80歳以上では30%以上。

お年寄りの「なかなか安定した睡眠がとれない」という悩みの45%近くは、トイレ覚醒が原因といわれています。

夜中にトイレで起きてしまうのを防ぐ方法はありますか?

監修:白川修一郎先生
睡眠評価研究機構 代表・医学博士。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所客員研究員。東京都神経科学総合研究所客員研究員。江戸川大学睡眠研究所客員教授。日本睡眠改善協議会常務理事・日本睡眠学会理事。主な著書に『睡眠とメンタルヘルス‐睡眠科学への理解を深める‐』(ゆまに書房/共著)など。
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