就寝前の入浴はとても大切です。時間がない場合は、ぜひ手浴&足浴を。

入浴は、深部体温が下がりやすい状態をつくるためには重要な行為です。特に冷え性の人は、身体が冷えたままではなかなか熟睡できないので、就寝前には極力入浴してほしいのが正直なところ。どうしても眠る時間が遅くなって入浴時間を確保できないという人は、「入浴時間を決めてしまう」のは、いかがでしょうか? 例えば23時半に就寝するのであれば、22時に入浴すると決めてしまう。やりかけのことは早起きしてやると、時間の制約があるので効率も上がります。入浴が習慣化(義務化)されてしまえば、「眠る時間が遅くなって入浴のタイミングがなくなってしまう」という悩みは消えてしまうはずです。

しかし帰宅時間が遅かったり、疲れすぎてお風呂に入る気力がなかったり…という場合もあると思います。そんなときは、お風呂の代わりに「手浴」か「足浴」をおすすめします。
手浴は、シンクなどに張った43度くらいの熱めのお湯に、手首の上あたりまでを浸して温めるだけでOK。少し温まったら、お湯に手を入れたまま手首のストレッチをしてあげるとより効果的です。一方、足浴は、手浴同様に43度くらいの熱めのお湯に、くるぶしの上あたりまでを浸してあげます。どちらも10分ほどすると全身がポカポカしてきて、入浴に近い効果が得られます。湯船に浸かるよりも、かなり時間を節約できるので、時間がないという人は、ぜひお試しください。

 

質のよい睡眠につながる、お風呂の入り方を教えてください。

監修:三橋美穂(快眠セラピスト・睡眠環境プランナー)
寝具や快眠アイテムの開発、睡眠関連企業のコンサルティング、ホテルや旅館の客室コーディネート、テレビや雑誌のメディア出演など多方面で活躍。著書に「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」(かんき出版)ほか多数。
HP:http://sleepeace.com/
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