朝は軽めに、夕方はしっかりと行いましょう。

朝は体温が低く、睡眠中の発汗による脱水など、身体が運動を行う準備が整っていないので、ウォーキングやジョギングなど軽い運動にしておきましょう。

 

しっかりと運動したい場合は、体温が最も高くなる夕食前がおすすめです。寝る直前に運動すると、運動中に増加した交感神経の活動が持続し、入眠を妨げる可能性があります。就寝前に行うならゆっくりとしたストレッチ程度の軽い運動がよいでしょう。体温が上昇し、末梢の血管が拡張することで、運動後に体温がスムーズに低下し、入眠を促進してくれます。運動の長さは、心地よい疲労感を感じられる程度がベスト。自分にできる範囲で、無理せず行ってください。

運動不足は睡眠にとってどんな影響がありますか?

監修:山仲勇二郎先生
北海道大学大学院 医学研究科 生体機能学専攻 生理学講座 助教。主な研究分野は、環境生理学、時間生物学、睡眠科学。日本時間生物学会評議員、日本生理学会評議員。環境生理学グループ久野寧記念賞(2012年)、日本時間生物学会学術奨励賞(2014年)。国内唯一の時間隔離実験室を使用し、ヒトの生物時計を対象とした時間生物学研究に従事している。主な著書に『体内時計の科学と産業応用(株式会社シナジー 2012年)』、『からだと温度の事典(朝倉書店 2010年)』など。
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