疲れと眠気を吹き飛ばすにはエナジードリンクよりも野菜と果物!?

残業続きで寝不足!疲れが取れない。昼間に眠気がおそってくるけれど仕事が忙しい…という悪循環でいつまでたっても疲れたまま。疲れと眠気がセットでやってくる時、ついついエナジードリンクに頼ってしまうという人も多いはず。
 
でもエナジードリンクの飲み過ぎは考えもの。疲れを癒し、昼間の眠気解消にも役立つ野菜・果物でパワーをつけませんか?

エナジードリンクの飲みすぎは身体に悪影響?!

フランス保健当局では、エナジードリンクに含まれる「カフェイン」「タウリン」「グルクロノラクトン」の過剰摂取が身体に悪影響を及ぼすということを度々発表しています。
 
例えば、世界的に有名なある飲料中にはカップ1杯分ものカフェイン、8日で消費すべきタウリン、600日で消費すべきグルクノラクトンが含まれていると報告されているそうです。これらは長期的に見ると甲状腺への悪影響や心臓トラブルにつながる恐れがあるそう。注意が必要ですね。
 
一見、即効性のある眠気覚ましにもなり、手軽に疲れが取れてすぐに元気になるようなイメージのエナジードリンク。でも、そればかりに頼りすぎるのは禁物です。身体が喜ぶ野菜や果物を積極的に摂って疲れ知らずの身体を作っていきましょう。

アスパラガスの「アスパラギン酸」で身体の疲れを解消

では、疲れを取って日中の眠気を改善するにはどんな野菜や果物を摂るのがいいのでしょうか。今が旬のアスパラガスには、名前もそのままの「アスパラギン酸」が多く含まれています。
 
アスパラギン酸は多くの栄養ドリンクでも疲れを解消するための成分として使われています。アスパラギン酸の働きには3つのポイントがあります。
 
●アスパラギン酸の働き
・体内でエネルギーの生成を促進する
・尿の合成を促進し毒素を排出する
・ストレス抵抗性を高める
 
アスパラギン酸は熱に弱い性質があるので、加熱しすぎずに、さっと茹でてサラダにしたり、炒め物に使う時には最後に入れて短時間で加熱するようにしましょう。生で食べて美味しい紫アスパラは、アスパラギン酸をたっぷり摂りたい時におすすめです。アスパラギン酸は穂先に多く含まれると言われるので、1皿ずつに穂先が入る様に盛り付けましょう。

旬の果物の「クエン酸」が疲れのもとである「乳酸」を分解

クエン酸は、果物全般、梅干しなどに含まれています。酸っぱいものが苦手、という人は旬の果物でおいしく摂取するのがおすすめ。今の季節なら、国産パイナップルが旬を迎えていますね。近年人気の高いスナックパインやピーチパインなど、美味しいパイナップルが店頭に並んでいます。
 
最近はコンビニでもカットフルーツが販売されています。職場などでリフレッシュしたいときにはうまく活用しましょう。果物の酸味で眠気もすっきりするはずです。
 
なお、クエン酸に限ったことではありませんが、一度に多量摂取すれば疲れと眠気が効果的に解消できるというものではありません。疲れや日中の眠気を実感する前から小まめに摂取しておくことで、疲れをうまく解消して回復しやすい身体になっていきます。まずは毎日の食事に果物をプラスしてみましょう。

基本のエナジーチャージは身体が喜ぶ野菜・果物

エナジードリンクを飲むと疲れも眠気も吹き飛び、一瞬元気になった様な気がしますが、長続きしないのが現実です。「眠気を吹き飛ばすためのエナジードリンクは逆効果」とする睡眠の専門家もいます。長い目で見て疲れや眠気を溜め込まない身体を作るなら、ビタミンやミネラルが豊富に含まれる野菜や果物を摂るのが一番です。ビタミンやミネラルは身体の調子を整えてくれるもの。不足すると疲れやすくなるので、継続的に食生活に取り入れるようにしましょう。
 
ちなみに私のエナジーチャージ方法は、毎朝飲んでいるスムージーです。材料に欠かせないのは、パイナップル!少し苦味のある葉野菜も美味しくしてくれる、味のベースになる果物です。野菜・果物とたっぷりの睡眠で疲れ・眠気知らずの身体を手に入れましょう!
 

photo:Thinkstock / Getty Images

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