「お腹の不調にまずヨーグルト」は間違い!腸内環境改善の効果的な3ステップ

 

6月後半となり、ジメジメする気候になってきました。梅雨の季節は、気圧の変化で自律神経が乱れやすい時期です。個人的にも、暑いといえどもカラッと晴れているときのほうが気分は良いものです。そんな自律神経が乱れやすい時期、お腹の調子が悪くなってきた(出ない方、逆に緩くなる方、お腹が張りやすい方など)という方、また長年の便秘に悩まされているという方にお勧めの方法を今回はお伝えします。

 

睡眠と腸の関係はこれまでご紹介してきた通り、切っても切り離せない関係にあります。快眠維持のためには腸を快適に保つことが大事な秘訣。腸によい情報はたくさんありますが、ステップが非常に重要です。普段から腸に気を付けている方は、実践している順番を見直してみてください。またこれから腸活をやりたいと思っている方は、効果的な方法をお伝えしますので、ぜひ実践してみてください。

 

お腹が不調になるとすぐにヨーグルトを食べるという方はサロンのお客様でも多いですが、実はこの方法は遠回りです!そんな秘密をお伝えします。

美腸のためのステップ①「老廃物を出す」

 

まず、ヨーグルトや納豆、お漬物などの良い菌を入れる前に大事なことがあるのです。それは、皆様の腸の中の溜まっているものを出すということです。例えば、美味しい野菜が育つ畑を作りたいと思った時に、雑草が多く、ゴミがたくさんの荒れた土地だったとしたら、まず行うことはなんですか?私でしたら、雑草を抜いて、ゴミを片付けます。この状態と同じことが、腸内で起きているのです。腸に悩みを持っている方は、腸内がゴミだらけの荒れた状態になっているのです。だからこそ、まず腸内の老廃物を流していきましょう!

 

●腸内に老廃物が溜まる原因
皆様、普段からどんな食生活をされていますか?老廃物を溜めやすい食事になっていないでしょうか?老廃物をためやすい食事とは、具体的には、コンビ二のご飯、菓子パン、お菓子、アイスクリーム、加工品の多い食事、時間の経った揚げ物など。こういった食品は、食品添加物が含まれているものが多く、腸に老廃物を溜めやすくしてしまうのです。一度、溜めやすい状態になると、腸がむくみすくなり、更に便秘体質になります。

 

また、現代の食事の傾向は、糖質や脂質が多く、老廃物を流してくれるビタミンやミネラル、食物繊維が少ない食事です。

 

更に腸を動きにくくさせて、排泄しにくくする要因は、食品添加物以外にもあります。ストレス、緊張、加齢、運動不足などです。つまり、食事以外にも老廃物を出しにくくすることが周りに溢れているため、私たちは腸内に老廃物を溜めやすい生活に囲まれているということになるのです。だからこそ、老廃物をだすことがまず、必要なのです。

 

●老廃物を出すために必要なもの
老廃物を出すためには、水と食物繊維です。お水は、カフェインやアルコールは除いて、1.2リットル前後は摂ることが必要です。男性や体格が大きい方は、1.5リットル前後です。

 

食物繊維とは、ねばねばした食品や海藻などの水溶性食物繊維を毎食摂ってください。葉物野菜や玄米、豆、芋の不溶性食物繊維ですとより腸に溜まってしまうことがあるからです。

美腸のためのステップ②「良い菌を育て増やす」

 

腸内の老廃物や悪玉菌を外に出したら、お腹にいい菌をいれてあげることが必要になります。美味しい野菜を作りたいと思って作る畑でいうと、ゴミや雑草を除いたら、いい肥料をいれたり、土壌を整えたりが大事になります。

 

そして、ここで皆様のよく召し上がるヨーグルトの登場です。つまり発酵食品を積極的に摂ることが必要になってくるのです。

 

●乳酸菌の種類
発酵食品も様々なものがあることを皆様、ご存じだと思いますが、乳酸菌の種類は大きく2つに分かれます。植物性乳酸菌と動物性乳酸菌です。ヨーグルトは動物性乳酸菌です。他には、チーズなどがあげられます。

 

そして植物性乳酸菌は、発酵調味料(味噌、醤油、みりんなど)、納豆、お漬物、甘酒、麹などです。昔ながらの和食に多くみられることが多いですよね。実は、植物性のほうが胃酸に強く、糖のバランスに左右されず、更に他の菌との共存がしやすいという特徴があります。

 

ですから、やはり植物性乳酸菌がおすすめです。しかし、ヨーグルトの食べ方も多様化しており、「乾物ヨーグルト」などで高野豆腐や切り干し大根などと一緒に食べるのも効果的ですね。

美腸のためのステップ③「良い状態を固定する」

 

最後は、今まで行った状態を維持することです。お腹でいうと、老廃物を出して、よい菌を入れたら、周りの筋肉で固めていくということです。腸のよい状態を保持して、守ってくれる環境ができると、良い状態が維持されやすくなるのです。

 

●「呼吸」と「姿勢」でお腹によい運動を
具体的には、お腹によい運動とは、呼吸と姿勢です。自律神経を整えるためも、小林弘幸先生がおすすめされている1:2の呼吸です。5秒で鼻から吸って、10秒かけて口からゆっくり吐く呼吸を寝る前に10回程度行ってください。その時に、お腹を動かすことを意識して、腹式呼吸を行ってください。そうすると、腸の周りの内側の筋肉が刺激され、腸が動きやすくなるのです。

 

お腹の調子が悪くなる時期に、ぜひこの3ステップをお試しください。

 

photo:Thinkstock / Getty Images

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