プロフィール

KenKen
KenKen
不規則勤務が育てた、不眠歴20年の還暦フミナー
60代男性。20年にわたる高速道路料金所勤務を経て、2014年に定年退職。悠々自適の年金生活を夢見るも、不眠グセが治らず、日中は掃除・洗濯・昼寝・テレビと、外出は控えめの生活を送っている。「日の出とともに働き出して、日が沈んだら眠る」という原始人のような生活が理想。

マイ不眠DATA

  • 75
  • 5
  • 夜中目覚めちゃうタイプ

 

こんにちは。還暦フミナーのKenKenです。私の不眠は家族とともに20年、小学生だった娘も、いつしか私の年収を超え、離れて暮らすわが家の大黒柱に…。そこで、これから2回は、私の家族に筆を譲り、「夫、父が不眠になった時に感じたこと」を語ってもらうことにしました。今回は、妻のTamaが私の不眠について日々感じていることを話してもらいます。

理解不能! 何でそんなに眠れないの!?

 

どうも、妻です。私の夫は、長年の不規則勤務で、不眠症になりました。実は、私も15年ほど義父(5年前に他界)の介護で、睡眠時間3時間という不規則な生活をしてきました。ですが、不眠に悩まされることは一度もなく…。なので、夫が不眠からくる体調不良で、「会社を休みたい…」と言い出した時は、正直「え?たかが不眠で…!?」と、まったくその気持ちがわからず、イライラが募るばかり。

 

不眠症は、熱があったり、鼻水が出ていたりといった症状がまったくないので、「この人、ただサボりたいだけなんじゃ…」と感じることもありました。夫が50代半ばを迎えるころには、休みがちな日が急激に増え、有休がなくなり、ついに欠勤扱いで、お給料も減額…。まだ大学生の娘がいる我が家には大打撃でした。私も一般企業で働いていますので、社会人になった2人の娘たちと協力して、なんとか3年はその状況に耐えました。今思うと、あのころが一番辛かったかも…。

「眠りたい時に眠れば良い」ストレスをかけない暮らしを

 

そんなつらい日々が続くなかで、私は決断をしました。「お父さん、もう会社辞めよう」。今の不規則な仕事をしている限り、夫の不眠は改善されるはずがないので、彼が定年を迎える1年前に退職することにしたのです。退職後は、夫ができるだけ規則正しい生活ができるように、彼一人の寝室を作ってあげたり、眠る前に必ずお風呂に入るようにお湯を沸かしてあげたり、枕も低反発素材のものをセレクトしたり、「眠り環境」を整えることを徹底しました。

 

しかし、20年の不眠症は甘くなかった…。夫の不眠症はまったく改善されなかったのです。「どうして私はどこでも眠れるのに、夫はこんなに眠れないんだろう…」ちょっと思い悩むこともありましたが、改めて考えてみると、私に比べて夫は、かなり「神経質な人」。こちらが「よく眠れるように」と準備してあげることがプレッシャーになっていたのではないか…と思うようになりました。それからは、「昼でも夜でも、寝たい時に眠ればいいよ」と、できるだけストレスやプレッシャーをかけないようにしています。心なしか夫ものびのびと暮らしているような…感じがします。

まだ、夫の不眠症に回復の兆しはありませんが、少しでも彼のストレスを軽減することが、不眠症改善のヒントになるのではと思っています。家族に不眠症の方がいるみなさんの参考になればうれしいです。

 

  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。