プロフィール

yamamoto
山本然念
バッドトリップな日常のつけを夜毎支払う小説家フミナー
巧妙な眠気の逃げっぷりに憤りと涙を覚える、やけっぱちな自称小説家、23歳。午前3時が眠りのデッドラインなのに、簡単に越えてしまうので常にヘロヘロ。スリーピーフォローミー!!

マイ不眠DATA

  • 80
  • 4
  • ●●●タイプ

 

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不眠の人は、なぜ眠れないのか。それは、眠ることを最優先にしているからなのではないだろうか。
「眠ろう、眠ろう」と念じれば念じるほど、かえって「眠らなきゃいけない」という強迫観念に頭が支配されてしまう。だから、眠れない。そこで考えた。「眠らなきゃいけない」と思うよりも、睡眠以外の”やらなくてはいけないなにか”を作り、「睡眠」に対する思いの優先度を下げることで、自然と眠れるようになるのではないか、と。

 

「そんな簡単なことで眠れるわけないよ~」
茶化したように言う[フミン]。しかし俺はそれには取り合わない。この仮説を元に体験したことを、自信を持って話したい。

 

例えばこんな状況。

 

明日の朝までに返さなきゃいけないレンタルDVDがまだ2本も残っているとき。実は、こういうときが快眠のチャンスだ!

 

お金を払って借りているDVDだし、映画好きとしては、借りたDVDを観ずに返却するのは許せないので、どうしても観てから返却したい。だから、2本の映画を今日までに観なくちゃいけない。

 

こういうときは、「寝る」ことよりも「映画を観る」という行為が第一優先事項になっている。すると、「眠ろう」という焦りが、自然と「観なきゃ」という焦りに変わって、眠れるようになるのだ。

 

さらに効果を高める方法がある。それは洋画の場合、途中で吹き替えから字幕に切り替えて観ることだ。

 

すると、俺は英語が聴き取れないので、急に訳のわからない言葉だけが頭の中に流れてくる状況になる。さっきまでの話の流れから、音と口調でどんな話の展開になっているかを想像しながら聴くのだが、途中でついていけなくなり、「俺は何を聴いているんだろう」という気分になる。

 

すると、いつの間にか夢の中。寝ているかたわらで流れ続ける映画のおかげで、案外映画っぽい展開の夢を観れることもある。だから、全くのムダとは言わないが、代償として映画は最後まで観られず、レンタル料を無駄にしてしまうことになる。しかもレンタル返却日の前日しか効果がないので1週間に1回しか使えないという制約もある。その代わりぐっすり眠れるので、まさに「肉を切らせて不眠を断つ」方法というわけだ。

 

他には、こんな状況も寝るにはもってこいだ。
冷蔵庫の中に、賞味期限が今日までとなっている納豆や牛乳、卵などがあるとき。使いきれなくて今日まで放置してしまっていたが、できるなら期限内に使いきりたい。そして、また新鮮な食材たちに囲まれたい。
そんなときベッドに入ると、「眠らなきゃ!」という焦りより、とにかく使いきれなかった食材のことで頭がいっぱいになって、自然と睡眠の優先度は下がるので、普段よりは心なしか寝つきやすくなる

 

あとは、明日が燃えるゴミの収集日だったときに、あえて生ゴミをそのままにしておいたこともある。そうすることで、「眠らなきゃ」という焦りが「ゴミを捨てなきゃ」に変わり、自然と眠りにつくことができた。
ただ、翌日ゴミを捨てそびれて以降、異臭との戦いが始まるので、あんまりオススメできない方法だ。

 

結論として、[フミン]から逃れたいときには「肉を切らせて」なにかを犠牲にする。もはや、俺にはそれしか快眠への道は残されてはいないのかもしれない。

 

◆ ◆ ◆

 

次回は、こんな俺が唯一めちゃ快眠できたときの話をしようと思います。

 

【前回の記事】必ず眠れる魔法の映画
【次回の記事】快眠は『愛の意味』のおかげ
 

  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。