プロフィール

narita
地主惠亮
地域づくり非常勤講師フミナー
30歳男性。異常に寝つきが悪く、早く布団に入っても朝焼けがいつも綺麗。東京農業大学で非常勤講師をしている。地域づくりが専門だけれど、自分の睡眠環境づくりにも勤しみたい。果たして地域と睡眠を両方つくり出すことはできるのか!

マイ不眠DATA

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はじめまして、東京農業大学で非常勤講師をしている地主恵亮と申します。お金持ちっぽい名前ですが、一度も持ち家に住んだことがありません。
私もフミナーということで、このたびコラムを書かせていただくことになりました。たまに変なテンションになりますが、ついてきていただけると幸いです。

 

布団に入ると、考え始めてしまう

 

数年前にあるバンドのライブに行った。MCのコーナーでそのバンドのギタリストが、ギターを掲げ、「このギター、マジでいい音出すんです。ずっといい音を出してくれています。みんな、このギターに拍手をしてやってください」と言った。私は素直にそのギターに拍手を送った。

 

次の曲が始まり、サビに入ったときに事件が起きた。そのギタリストが先ほどのギターをステージに叩きつけて壊したのだ。激しいロックバンドなら稀にあることだけれど、「さっきの私の拍手はどこにいったのだろう」と、心にモヤモヤしたものが残った。

 

「なぜなんだ、なぜ壊したんだ、いい音出るんだよね…?」そんなことを不意に布団の中で思い出す。「仮面夫婦みたいなことなのか、あるいはあのギタリストは誰かに脅されて、愛するギターをやむなく壊したのか…」などと考え始めると、いつの間にか時間は経ち、次第に空が明るくなってくる。

 

日中にこんなふうに考えることはほとんどない。ただ、布団に入ると考え始めてしまうのだ。もちろん布団に入った瞬間に考え出すわけではない。

 

私はそもそも明るい人間だ。布団に入った瞬間からネガティブなことは考えていないし、もっと牧歌的に「今日はどんな夢を見るのかな」「明日はどんな素敵な一日になるのか」と考えている。なのに、布団に入っても眠れずにいると、だんだんと考えこんでしまうのだ。

 

寝つきの悪さこそが、このような考えに至る原因だと思う。よく眠れないと、どんな人でも暗く、ネガティブになるのかもしれない。

 

しかし、なぜ寝つきが悪いのか分からない。仕事柄、家の中でパソコンに向かっていることが多いので、体力的に疲れていないから眠れないのか、とも思うが、一日中外を歩いた日の方が、むしろ寝つきが悪かったりする。疲れすぎて眠れないのだ。早い段階で「…あのギタリストとギターは仮面夫婦なのか?」などと考え始めてしまう。

 

そのギタリストに、「誰かに脅されているんですか?」と聞いたら、疑問が解決して眠れるかもしれない。でも、そんな質問をするのはなんだか怖い。それを聞かれた彼は、絶対に私を「怖い人」と認識するはずだ。

 

もっとも、この仮面夫婦問題(あるいは脅されている問題)が解決したところで、次の疑問が浮かぶので眠れないと思う。それは、俺の将来は大丈夫なのか、などの答えのない疑問。そう思えば、まだギターについて考えていた方が牧歌的だ。眠れないと人は妥協点を探し始めるのかもしれない。

 

◆ ◆ ◆

 

次回は、その眠れない時間を使って仕事をするなど、「眠れない時間の有効活用法」について書こうと思います。ちなみに、眠れないからといって、仕事をするはずがないだろ、というオチになる予定です。

 

【前回の記事】眠れないけど仕事はしない

 

  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。