プロフィール

narita
澤田ゆうすけ
夜に生きるバットマンをこよなく愛する知命フミナー
現実生活よりも夢のほうがリアルになってきて、どちらかといえば夢が現実になってほしいと願う50歳の無職独身。脱サラを機に、不眠を活かせる夜の仕事を渡り歩く。いまは深夜のウォータービジネスでアルバイトをしながら、いつかオールナイト営業のキノコ料理店を出すのが夢。午睡夕焼け覚えず、の日々を送る。

マイ不眠DATA

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  • ●●●タイプ

 

いまや不眠と仲良く付きあおうと割りきっており、抵抗することは諦めているわたし。しかし、かつては慢性的な不眠状態をなんとか解消したい、といろいろ試したことがあります。

 

わたしは下戸なのでコップ一杯のビールですぐに眠くなります。なので、何度か寝酒に一杯飲むというのを試してみたことがあります。お酒が呑めるようになりたい、という思いもあり、どうせならハードボイルドにキメたくてバーボンを一口、くいっとやっていたものです。その結果、たしかにすぐに眠くなるのですが、数時間経つとまた目が覚めてしまいます。そのまま結局朝まで眠れない、ということが続き、寝酒は諦めることにしました。

 

そして、メラトニン。90年代半ばに睡眠のリズムを司るホルモンとして、またガン防止にも効く、とのウワサもあってメラトニンサプリが流行ったのです。わたしも例に漏れず試してみました。ただあまり効果は感じられず、変な夢を見ることが増えたので、怖くなっていろいろ調べてみると「悪夢、低血圧、睡眠障害、生殖機能の退化」といった副作用があるというウワサもチラホラ目にするように…。摂取することはすぐに止めました。

 

やはりお酒やサプリなどに頼るのは健全ではないと思い、今度は半身浴に挑戦してみました。たしかに気持ちよく、リラックスもできる(気がする)し、楽ちんです。暖房付き風呂があるマンションに引っ越したのを機に、半身浴&サウナに夢中になりました。しかし翌月に届いた電気代と水道代の請求書に血の気がひいて、ちょっと控えることに。また、半身浴自体はとても気に入ったのですが、不眠解消になったかというと、それほど実感はありませんでした。結局、これも却下することに。

 

今度はジョギング。不眠の最大の敵は運動不足に違いない!と確信し、仕事を終えたあと、シンデレラのごとく魔法が消える前の深夜間際に毎日1時間走ることにしました。視覚の自由が奪われた暗闇の公園を走っていると、聴覚、嗅覚、触覚など、他の感覚機能が冴えてきます。風のそよぎを感じ、木々の息づかいを感じ、土の匂いを感じ、虫たちの囁きを感じ、春夏秋冬の移り変わりを肌で感じるようになってきます。第六感も磨かれ、森の妖精も見えてきそうな期待感も高まってきます。そもそも眠れない、と悩むこと自体がバカバカしくなってきます。そう、野生の覚醒です。

 

するとこれが効いた!

 

眠れるのです。本来寝る前の激しい運動は、身体を興奮させるので熟睡の妨げになるらしいですが、ジョギングのあとに半身浴を加えれば一件落着! ふつうに疲れて眠れるのです。わたしの不眠の一因である暗闇のベッドも、もののけや暴漢が現れそうな暗闇の公園と比べれば、さほど怖くありません。公園で走っているときを思い浮かべながらベッドに横たわれば、不思議と恐怖心は遠のいていきました。

 

結論。

 

わたしの不眠の元凶は新陳代謝の停滞だと判明しました。汗、涙、エンドルフィン、ストレス…などなどカラダから出せるものをすべて出せば、必ず眠れる! これがわたしが出した解決策です。フミナーのみなさん、不眠解消には毎晩走ることをオススメします(特に暗闇の公園)。これが人生50年で導き出した最終回答です。

 

ただ、自分の年齢を度外視して、あまりに夢中になって走り過ぎたため、膝を痛めてしまい、いまはまったく走っていません。また走れる日が訪れるかはわかりませんが、あの快走、あの快眠に満たされた日々を取り戻したいと願いつつ、今夜もまた不眠と仲良く添い寝をしています。

 

【前回の記事】裸じゃなきゃ眠れない!

  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。