プロフィール

narita
澤田ゆうすけ
夜に生きるバットマンをこよなく愛する知命フミナー
現実生活よりも夢のほうがリアルになってきて、どちらかといえば夢が現実になってほしいと願う50歳の無職独身。脱サラを機に、不眠を活かせる夜の仕事を渡り歩く。いまは深夜のウォータービジネスでアルバイトをしながら、いつかオールナイト営業のキノコ料理店を出すのが夢。午睡夕焼け覚えず、の日々を送る。

マイ不眠DATA

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  • ●●●タイプ

 

不眠に悩むサラリーマン稼業から抜けだして、夜の仕事を始めてはや3か月。もともと趣味ということもあって、気楽に始めたパチスロの試し打ちバイト。どうせ夜眠れないし、深夜のほうが時給がいいってことで、24:00~7:00のシフトでスタートしました。しかし、楽しいと思ったのも束の間、「眠れない」と「眠らない」は、実は大きな違いだったことを身にしみて体感。ふだん眠れずに苦しんでいる時間帯なのに、スロットをじっと握っているとやはり睡魔が襲ってくるのです。この歳でそんな効率のいい仕事に就けるなんて期待はしていなかったものの、やはり辛いです。毎日社長にパワハラされたサラリーマン時代と比べれば精神的にラクではあるものの、体力的にはやっぱりしんどい。おまけに月収はサラリーマン時代の3分の1以下。これはまずい、と思い仕事を掛け持ちでやることにしました。

 

まず、パチスロのバイトを深夜のシフトから18:00~24:00に変更してもらいました。そして、業務委託でライターの仕事をすることに。最近よくあるクラウドソーシング、っていうやつです。いろんなウェブメディアで1文字1~10円で文章を書く仕事です。わたしは小学生のときに県の作文コンクールで優勝したこともあり、書くのは得意なほうだと思っていたのですが、いかんせん40年のブランクです。エリート風を吹かせた若い社員に毎日「そうじゃないんですよ〜」と叱咤されながら、毎日せっせと記事を作成しています。9:00〜17:00の勤務なのですが、18:00〜24:00の仕事もあるので、2時〜7時が睡眠時間となります。眠れるのは正味3時間くらいでしょうか。とにかく一日中眠い。書くのがつまらないから眠いのか、自分が記事を書くのが下手くそだから眠いのか、わかりませんが、とにかく眠くてノルマの本数がなかなか書けずに苦しんでいます。

 

カラダを動かす仕事なら眠気を振り払う方法もありますが、デスクワークは睡魔から逃れようがありません。好きなときに好きなだけ居眠りしてたサラリーマン時代が懐かしいです(まあ、それが一因でクビになったわけですが)。せめて15分くらい昼寝をすれば、乗りきれるのですが、眠れば眠るだけ書ける文字数が少なくなり、結果として報酬が少なくなるので居眠りはご法度。社内に自販機があるのですが、コーヒーを飲む回数がやたら増えました。これまでコーヒーなんて年に数回しか飲まなかったのに、いまでは一日5杯くらい飲みます。コーヒーで目を覚ます、というより、自販機まで立って歩くことで眠気を覚ます感じ。眠気覚ましのガムもデスクに置いて一日中噛んでいたりしますが、これも焼け石に水、な感じ。

 

なんとか他に打つ手はないかと、眠る方法を探って見つけたのが、トイレでした。昼食を15分くらいで済ませて、トイレに直行です。トイレなら誰にも気兼ねなく落ち着いて眠れます。ただ、トイレで眠る、というのは意外と難しく、便座に座ってももたれたい壁も微妙に離れているので、ロダンの「考える人」のように腕で頬を支えてウトウトします。まあ、熟睡するわけではないのでこれくらいが仮眠にはちょうどいいのかもしれません。こうして15分くらいトイレにいても見張る人はいないので、これがいまのわたしの自己救済策となってます。

 

ということで、仕事を増やしても収入はいまだサラリーマン時代の半分。とはいえ、仕事をもう一本増やすのは体力的に限界です。本当は自宅で誰にも気兼ねなく仕事するのが一番なのですが、そうすると24時間、寝てるか起きてるか、境界線が自分でもわからなくなりそうで、それはそれで怖いのです…。家の外に出て働くということが、ぐだぐだに崩れそうな生活リズムを、なんとか支えてくれているように感じます。

 

それに、15分の昼寝は心身の健康にも、仕事の効率性にもよい、ということが科学的にも立証されているようですので、ここはぜひ昼寝タイムを導入した企業に補助金を出すなど、国に不眠症の救済をがんばってもらいたいものです。

 

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