プロフィール

歌たろう
歌たろう
幼少期からの不眠に悩む ミュージシャン・フミナー
40代、シンガー。中学時代にロックバンドを始め、現在も全国各地で歌い続けているベテランミュージシャン。幼少期から3時間以上まったく目覚めることなく眠った記憶が無いと言う不眠人間である。昼寝で寝不足の穴埋めをと心掛けるが、それもせいぜい15分程度。ミュージシャンとしての生活や角度から眠りにまつわるあれこれを綴っていく。

マイ不眠DATA

  • 80
  • 4
  • 眠りの質が悪いタイプ

 

ずっと悩まされている、幼少期から不眠体質。「みんな早く起きないかなぁ」「ミニカー遊びしたいなぁ」「テレビ観たいなぁ」…などなど、毎日のように家族の誰よりも早々に目覚めてしまう、あのころのあの気持ち。今でも鮮明に覚えています。特に日曜日は家族ものんびり過ごしており、寝床でひたすら待ち続ける親兄弟の起床は、長〜く「退屈」極まるものでした。

 

そんな退屈な夜は就学後、林間学校や修学旅行、部活の合宿等の際も同様に訪れます。みんなと同じ時間に寝る場合はもちろん、誰より遅く寝ても、いちばんに目覚めてしまう私にとって、やーっと自分に続き誰かが目覚めることは「退屈」からの脱出であり「楽しみ」でさえありました。そして、まだ眠っているみんなを挟みつつ始まるヒソヒソ話。やがて一人また一人と目覚め、拡がってゆくヒソヒソの輪。

 

それは徐々に「ガヤガヤ」へと変わり、「おーい!起きろ〜」と先生がやって来る頃にはすでに大半が起きている、といった状況。その状況を毎回生んでいた我が宿泊部屋。その首謀者として常に君臨できたことは、この悩ましき不眠体質を誇れる唯一の自慢でしょうか。(笑)

 

しかし「退屈」を「楽しみ」に変えられた共同宿泊も小中学生まで。社会人となりミュージシャンとして活動を始めた若手のころには、それは苦痛そのものとなりました。

 

当時は、ツアーの宿泊も毎回大部屋。疲れきったバンドメンバーやスタッフたちが出発間際まで爆睡といった状況のなか、ただでさえ眠り下手な私にとって彼らの大いびきは公害に等しく、眠れない日々の連続でした。

 

はやく一人部屋に宿泊できるよう頑張らねば!という一つのモチベーションの起爆剤にはなりましたが、いつまでも眠っていられる彼らは実に羨ましい限り。それは、まるでライオンやトラ、クマのように堂々たるものにも見え、一方、外敵から身を守るかごとく目覚めたり眠れなかったりする私は小動物のようで、なんだか初めから負けているようで、腹立たしくもあったものです。(笑)

 

それにしても幼少からのこの不眠体質。真の原因はいったい何なのでしょう?
記憶にはない何かのトラウマ?親兄弟の誰にもこの症状はないけれど、生まれ持っての体質?

 

もはや前世があるとするならば、小動物だったに違いないでしょう!と開き直るほか気持ちの落としどころはないのか?などと捨て鉢を巡らす私の傍ら、ペットとして飼っているシマリスくんは無防備にスヤスヤ〜。改めて彼の野生本能を奪ってしまった事を反省し、私も誰かのペットになれば安眠か?などとも思う夕暮れ時なのでした。

 

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  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。