プロフィール

歌たろう
歌たろう
幼少期からの不眠に悩む ミュージシャン・フミナー
40代、シンガー。中学時代にロックバンドを始め、現在も全国各地で歌い続けているベテランミュージシャン。幼少期から3時間以上まったく目覚めることなく眠った記憶が無いと言う不眠人間である。昼寝で寝不足の穴埋めをと心掛けるが、それもせいぜい15分程度。ミュージシャンとしての生活や角度から眠りにまつわるあれこれを綴っていく。

マイ不眠DATA

  • 80
  • 4
  • 眠りの質が悪いタイプ

 

幼少の頃から不眠体質だった私。それは成長につれ“夜更かし”という大人ぶった行為への興味で更に加速していきました。

小学5~6年生だった頃、ラジオの深夜放送が大流行。そんな中でも一大ブームだった「ビートたけしのオールナイトニッポン」をきっかけに色んな番組を聴くようになり、洋楽にも触れロックに心酔していきました。また、そこからはじまり、いまでも続いている習慣なのが“音楽を聴きながら寝る”という行為。眠りは非常に浅く何度も目覚めてしまうタイプなのですが、この習慣のおかげもあってか?寝付きは深刻視するほど悪くはありません。

 

今回は、そんな私と同じく睡眠導入剤として音楽を聴いている方にお勧めの愛聴盤を紹介させていただきます。

 

まずは中学1年で出会って以来、生涯で最も多く夜を共にしている一枚。

 

それが、トム・ウェイツの『クロージング・タイム』(1973)。

 

JAZZYなピアノを弾きながら唯一無二の嗄れ声を独特な崩し方のメロディーに乗せ哀愁たっぷりに歌う彼のデビューアルバム。正に“夜!”というムードの素晴らしい一枚です。ソフト帽にアゴひげ、洒落れたスーツを纏った酔いどれ的風貌がこれまた音楽にピッタリで、俳優としても『ランブルフィッシュ』『ダウンバイロー』など数々の映画に出演。独特のムードを醸し出してます。トム・ウェイツ、是非一度お試しをっ!

 

他にも、イーグルスやキャロル・キング、ニール・ヤング、ノラ・ジョーンズなど彼等の各種アルバム他、安らぎと癒しを与えてくれる多数の名盤と夜を共にしているのですが、実は時折、それとは真逆のハードでラウドなサウンドも睡眠導入盤として愛聴しています。

 

そんな中の一枚を紹介する前に、何故この種のものでも睡眠導入盤に出来るのか?その理由についての持論を。

 

皆さん、こんな経験はありませんか?ライブ会場で大好きなアーティストを観ているのに眠くなる、ふと眠ってしまう。また恐らく耳栓はしてるのでしょうがそんな中、子供がスヤスヤ眠ってる。

 

これは大音量から鼓膜を守る防衛本能だと私は解釈しています。中学時代からのバンド活動で大音量にはかなり抵抗力のある私も一瞬眠りに堕ちてしまうことがあります。

 

そんな本能を呼び寄せるハードでラウドな一枚。“小さな音量で聞くべからず!”なミクスチャー or オルタナティブロックの代表的名盤。ビルボードNo.1にも輝いた、

 

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、『EVIL EMPIRE』(1996年)。

 

ハード&ラウドな睡眠導入盤も是非一度!

 

最後に、全ての“夜のお供”をアームレスヘッドフォン(耳に差し込むタイプ)で聞いているのですが、朝は耳栓替わりになってくれます。オススメです。

 

【前回の記事】音楽活動と眠りのあれこれについて
【次回の記事】シンガーの躍動的ステージのためのトレーニングと眠りの関係
 

  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。