プロフィール

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かっちゃん
中年といわないで。めざせ〝不眠美魔女〟37歳やさぐれ主婦フミナー
フリーペーパー編集、取材記者、ウェブ編集者などを経て、現在は2歳&4歳の子持ち専業主婦(37歳)。いまだに編集者時代の不規則な生活習慣が抜けず、子を寝かしつけた後はネット界隈の黒い噂や凶悪事件についてググったり、遠い故郷に想いを馳せたりとムダに眠れない日々を送る。寝入った後は、妊娠中からはじまった頻尿に悩まされる。

マイ不眠DATA

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新卒で働き始めた若い子ちゃんたち。仕事きつくない? ほんとに楽しい? 充実したフリするために無理やりインスタグラムでおしゃれな写真をアップしてるんじゃない? 今回は、前回の不眠履歴書で紹介した(1)フレッシュ新卒〜5年間の不眠エピソードをご紹介。「ストレスは怖いよ〜」、というお話です。

 

10代のころは無縁だった不眠。もちろん試験勉強や悩み事で徹夜が続いたこともあったけれど、そんなのは若さで乗り切れました。休日にどっぷり眠る体力もありましたしね。

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迎えた22歳。ときはまさに就職氷河期の終盤。書類選考も面接も落ちまくり、結局ラッセンの絵をやや強めのスタンスで販売する会社にしか内定がもらえなかった大学4年生あたりからでしょうか。精神が不安定になっていきました。さらに当時付き合っていた彼にフられたことが追い討ちをかけ、食事が喉を通らずみるみる痩せていきました。

 

それでもなんとか地方のフリーペーパーの会社に拾っていただき、心機一転、はりきって広告営業をやっていたわけです。しかし……。

 

自律神経失調症になっちゃった! 眠れなくなっちゃった!

 

ノルマ達成のストレスもありましたが、それより私を追い込んだのは、広告主からの制作物へのダメ出し。やってもやってもOKがもらえない地獄。
(※営業から企画・編集まで全部ひとりでやってました。)

 

ひどいクライアントになると土日に呼び出して目の前で私の名刺を破り、「お前はうちの小学生の息子よりも頭が悪い」と説教される始末(号泣)。

 

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そんな仕事のストレスから酒に逃げ、記憶をなくすまで飲んでいましたが…、しかし、眠れない。

 

クライアントからの電話が怖くて携帯電話の電源を切り、ベッドに入るも、心臓のバクバクが鳴り止まない。

 

気持ちが高揚して、眠れない。

 

深夜の妄想は膨らんで、「またクライアントに叱られる」、「味噌汁の出汁をこんぶからとるのを忘れた」、「出汁すらまともにとれない私はダメ人間だ」、「だから彼氏もできない」、「私は必要ない人間だ」、などというネガティブ思考がループ。朝方5時に寝て、8時に起床、そのまま出社というパターンが続き、仕事中もフラフラでした。

 

先輩に話すと完全に引いていたので、こりゃまずい、と気づき心療内科へ。摂食障害とうつ病と自律神経失調症のトリプル診断でございました。そんな〜。

 

大事なのは、人に相談すること、真面目に病院に通うこと。

 

自律神経失調症とは、その名のとおり、自律神経のバランスがうまく取れなくなってしまう症状。交感神経の緊張が異常に興奮しているため、不眠症になるそうな。たしかに、いつも何かに過度に敏感で、異常に疲れていました。生きるのがしんどかった。

 

当時はお金がなかったので病院通いが続かず、酒に逃げて、5年ほど病気を抱え、不眠も治らないままでした。健全な今、当時を振り返って思うのは、

 

酒に逃げない(多量摂取は睡眠の質を低下させ、中途覚醒しやすくなるYO!)
病院に、ちゃんと通う
ひとりで抱え込まない

 

この3つだけでも実行できていたら、ずいぶん違う結果になったんじゃないかなあと。かっこつけの私は病気のことが誰にも言えず、余計に悪化させていました。最終的に、勇気を出して親にカミングアウトし実家に戻ったのですが、戻った初日、安心して眠れたことを今でもよく思い出します。いや〜、親を心配させちゃって申し訳なかったけど、言えて本当によかった。

 

きっといろいろな期待を込めて社会に出た若者は、現実をみて「思ってたんとちがーーう!」ってなりがちだと思うのですが、残念ながらいつの時代も社会はそんなもんなんだと思います。真面目になりすぎてストレス抱える前に、どうか抱え込まず、誰かに頼ってくださいな〜! うまくストレスと付き合えますように。

 

【前回の記事】私の不眠履歴書
【次回の記事】つわり、赤子の腹キック、頻尿……眠いのに眠れない妊婦時代

 

  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。