プロフィール

thunder
サンダー
社会と真逆の時間感覚、夫婦で悩む国際結婚フミナー(夫)
29歳男性。基本的に全てがスムーズにいかない永遠の学生。とにかく全てがズレていて、時間も感覚も社会と合わない苦悩の日々。人が寝静まる時間が自分にとってのハイパータイム。特にやることもないのに、30時間起きていることも多々あり。寝られるようになれば、社会ともう少し上手くやれるのかなぁ…?

マイ不眠DATA

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僕は29歳にもなってまだ学生だ。地元であるフロリダを離れニューヨークの学校に通っている。しかし、進学の為に引っ越して来たときは、まさかここまで不眠が悪化するとは夢にも思っていなかった。

 

ニューヨークは喧騒の絶えないエキサイティングな街だ。僕の住んでいるアパートの周りは比較的静かなエリアではあるけれど、それでもやはりマンハッタンなので忙(せわ)しない。社会的な信用が無く、両親のサポートも皆無な僕が、マンハッタンでアパートを借りるのは至難極まりなかったので、進学する学校が提供するアパートを借りることとなった。与えられた部屋は狭く、窓が一つしかない薄暗い部屋だ。部屋の空気を入れ換えようとすれば小さな虫(ハエやゴキブリなど、あきらかに仲良くできないタイプの連中)が僕の部屋に居座ろうとする。

 

さらに低層階なので、日中も陽がさす事なく陰鬱だ。おまけに様々な音が僕を悩ます。表のストリートではバー帰りの人々が騒ぎ、警察や緊急車両のサイレンのオーケストラだ。またアパートの中でも、ロースクールとは言え、20代前半の若者たちは週末になると部屋で飲み会を開催する。バタバタとドアの開け閉めの音が常にフロア中に響き、時折盛り上がり過ぎの奇声のような声も聞こえてくる。

 

越して来た当初は、「まぁ、都会の学生アパートなどこんなものだろう」と甘く考えていた。しかし、白く塗られたレンガの壁と蛍光灯という内装は完全に独房で、予想以上に精神的にこたえる。集中して課題なんかできず、無駄に時間が過ぎていく。囚人ではないのに「僕には明日などない」感が半端ないのだ。おまけに常に外は騒がしい。そして学校もしんど過ぎるのだ。自分のキャパを超える課題と授業の数々、ロースクールに来るギラギラした連中との交流…。合わない。

 

こうした様々な要因がもたらす結果は、さらなる不眠。外的にも心的にも過度なストレスにさらされ、全く眠れないのだ。しかも、不眠で回らない頭でこなせる程にロースクールは甘くない。早急に対応しなければ、落第してしまう。さらに、この当時まだガールフレンドだった現妻からの落第の可能性への叱責が恐ろし過ぎた。

 

…このような状態で、僕がまず最初にした事は、部屋のライト(蛍光灯)を使わず、間接照明を購入し、オレンジの温かい光で監獄感を緩和することだった。結果、集中して課題に取り込めるようになった。続いては、窓を分厚い布で覆うことで街からの騒音を軽減した。

 

最後は寝る時間の調整。学校から戻る夕方から寝始め、夜の2時に起きるなど、一般的な人々と生活時間をずらす事で就寝時の騒音対策をした。こうした工夫はとりあえず功をなしたが、やはり心的ストレスはどうにもならない…。多少マシになったとはいえ、基本的には睡眠不足の日々は卒業するまで続きそうだ。

 

次回は僕自身の「不眠あるある」を紹介させていただこうと思います。

 

 

  • 体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。