睡眠自体は30代から老化がはじまっています。30代以降は、睡眠の質が低下するため、睡眠時間が短いままだと体調を崩す原因になることも。
寝具の見直しも必要です。かけ布団などは、重さが気にならない軽くて具合のよいものを選ぶようにしましょう。また音や光などにも敏感になってくるため、なるべくストレスになるものを室内から省けるよう、工夫が必要です。

成人後の必要な睡眠は年齢によって異なり、個人によっても変わってきます。
自分の睡眠が本当に足りているかは、日中に感じる眠気の程度でわかります。仕事や活動に支障があるほどでなければ、睡眠時間は十分であるといえるでしょう。

睡眠不足が作業効率を低下させる

忙しい職場では、睡眠時間を削って働かざるをえない場合もあるかもしれません。しかし、睡眠不足は注意力・作業能率・生産性の低下、さらに事故につながってしまう危険性もはらんでいるので、注意しましょう。

 

>>睡眠不足の影響

睡眠不足が続くと、疲労回復に時間がかかる

睡眠不足が慢性的になるにつれ、疲労回復はしにくくなります。平日は忙しいため睡眠不足の状態で、休日にまとめて寝だめをしようとする人もいるかもしれません。しかし、睡眠をためることはできません
一方で、遅い時刻まで眠ってしまうと、光による体内時計の調整が行われないため、生活が夜型化してしまいます。その日の夜の入眠困難や、次の日の朝の目覚めの悪さを招いてしまうことに。

睡眠不足を感じるときは、午後に短い昼寝を

どうしても夜間に必要な睡眠時間がとれず日中眠気を感じる場合は、昼寝を取り入れてみましょう。午後の早い時間に20分以内の範囲で眠ることで、眠気がスッキリし、作業効率の改善に有効です。

 

>>昼寝の効果

30~50代の睡眠はもろくなりがち

睡眠自体は30代から老化がはじまっています。30代以降は、睡眠の質が低下するため、睡眠時間が短いままだと体調を崩す原因になることも。
寝具の見直しも必要です。かけ布団などは、重さが気にならない軽くて具合のよいものを選ぶようにしましょう。また音や光などにも敏感になってくるため、なるべくストレスになるものを室内から省けるよう、工夫が必要です。
<働く世代の睡眠環境管理の心得>
・家に帰ったら気持ちを落ち着けるようにし、日中のストレスを引きずらない
・快適な入眠準備を心がけ、十分に眠る
・寝具やカーテン、照明などを見直し、清潔に保つ
・最低でも週に1度は寝室の窓を開け、風を通す
・目覚めたら光を浴び、元気な朝を迎える

 

参考図書:
厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条」第8条
『快適睡眠のすすめ』(岩波書店)著/堀忠雄

  • 本ページ内の医師による回答・説明は診療行為ではありません。
  • 自己責任において利用し、必要があれば適切な医療機関を受診してください。