朝食の重要性

朝食は、睡眠中に底をついた脳のエネルギーを補給する役割をもっているため、脳のエネルギーとなる糖質の多い食事をとりましょう。そのほか、炭水化物やビタミン、カフェインも朝食で摂取するのがおすすめです。
朝食を食べない人は、脳の覚醒度が低く、認識能力や記憶能力、学業成績が低いこと、消費カロリーが少なく肥満が多いことが多くの研究で報告されています。

目が覚める朝食のメニュー例

<和食>
ご飯、味噌汁、豆腐、海苔、魚、卵など
<洋食>
トースト、サラダ(チーズ、ハム入り)、目玉焼き、牛乳、バナナなど

カフェインの効果

朝、眠気覚ましに珈琲や紅茶などのカフェイン飲料を飲む人も多いでしょう。
カフェインは、睡眠中枢に作用するアデノシンという物質の働きを抑え、眠気を抑えてくれます。ただ、飲んでから効果が現れるまでに15〜30分かかるため、眠気を感じているときに飲んでも、すぐに眠気が収まるわけではありません
また、利尿作用があるため、飲み過ぎるとトイレが近くなり、体内の水分を失うことになってしまいます。睡眠中にはコップ1杯分の水分が失われていますから、カフェインだけでなくコップ1杯の水を飲むのがおすすめです。
逆に、就寝前にカフェインを摂取すると、眠れなくなってしまいます。カフェインが分解されるには成人で2.5〜4.5時間かかるため、就寝4時間前には飲むのを控えるようにしましょう。

 

参考図書:
『快適な眠りのための睡眠習慣セルフチェックノート』(全日本病院出版会)著/林光緒、宮崎総一郎、松浦倫子
『睡眠環境学』(朝倉書店)著/鳥居鎮夫

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