社長になり、声優業界に恩返し。新人に求める自己管理とは?

社長になり、声優業界に恩返し。新人に求める自己管理とは?
 
森川さんは2011年に、それまで所属していた事務所を辞め、声優プロダクション「アクセルワン」を立ち上げます。発足当時の所属声優は、ご本人と後輩の福山潤さんの2人でした。
 
「以前からずっと忙しかったので、社長になったことで、生活が変わったということはありません。ただ、人の心配をするようになって、精神的に少しは大人になったのかなとは思います。自分がスポットライトを浴びることだけを考えていればいい役者と、他の役者の魅力を引き出すために、どんな仕事を取ってくるかを考えるプロダクションの社長というのは、正反対の仕事ですから」
 
さらに声優養成所アクセルゼロも設立し、新人発掘にも精力的に取り組んでいます。
 
「今まで僕にすばらしい経験をさせてくれた業界に対して、これからは恩返ししていきたいなと思ったのが独立のきっかけです。技術がどんどん進歩している中で、息の長い活躍ができる新人を育てていくのが目標です。僕が声優志望者に求めるのは飛び抜けた個性ではなく、“普通の感覚”。さまざまな役を演じるには、常識が必要です。喜怒哀楽がしっかりとある、感受性豊かな人が声優に向いていると思います」
 
プロとして成功するには、体調管理は必須です。
 
「プロになって、いきなり意識を変えるのは無理。研究生のころから、風邪を引かないようにケアしたり、しっかり睡眠をとって、体調管理しなければいけません。いつオーディションに呼ばれたり、仕事が入ってきたりしても対応できるように、緊張感を持って生活してほしいですね。寝不足で授業中にウトウトしまう子は、スタジオには行かせられないなという判断を、プロダクションの社長としてはしてしまいます。どんな仕事であれ、24時間365日、プロであるという意識を持つことが大事なんです」
 
第一線で活躍する声優として、ショートスリープを体得した森川さん。一朝一夕でその領域にたどり着くことはできませんが、自己管理を徹底して第一線で活躍し続ける姿勢はお手本にできそう。「仕事で最高のパフォーマンスを発揮したい」と思っている人は、森川さんのように睡眠にもプロ意識を反映させてみてはいかがでしょう。
 

【眠りの黄金法則】

  • 台本・資料映像のチェック、リハーサルは毎朝の日課
  • 身体を冷やさないようフード、タオル、マスクで完全防備し、喉を守りながら眠る
  • 足りない睡眠時間は、移動中の車内で補完

【ウィークデーの平均睡眠時間】

  • 約3時間+20分の仮眠(鍼灸院に通う前日だけは6時間)

【睡眠タイプ】

  • 風邪を引かないよう冷え対策万全の睡眠を心がけ、自己管理徹底型のショートスリーパータイプ
森川智之さんのフミナー度は『25%』、今はフミナー度は低いレベルです。
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森川智之さん
森川智之さん
1月26日生まれ。神奈川県出身。勝田声優学院を経て、1987年に声優デビュー。アニメ、ゲーム、外国映画、ドラマの吹き替え、ナレーションなどで、幅広く活躍。2016年春には、ディズニー作品の『ズートピア』で、準主役のニック・ワイルドの吹き替えを担当し、話題に。この秋からは、パーソナリティを務めるバラエティ番組「森川さんのはっぴーぼーらっきー 第四幕」(tvk)をスタートさせる。2011年に所属事務所から独立し、声優プロダクション「アクセルワン」を設立。声優として、社長として、多忙な日々を送る。

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