【椎名誠さん】35年間、不眠症。“いいかげん”が、唯一無二の対策

連載を終えても、
不眠とのつきあいは続く

『ぼくは眠れない』は『新潮45』の連載、「不眠を抱いて」を改題の上、まとめたもの。椎名さんは連載終了から1年以上が経った今も、いまだ不眠症継続中です。現在は、どのような生活を送っているのでしょうか?
「旅以外の特別なことといえば、『ぼくは眠れない』でも紹介した“ソルト風呂”と、連載中以上に睡眠にまつわる著作を読でいるということくらいです。役に立たない本も多いんですけど(笑)。結局、確たる対策はないし、個人差によるものなので、不眠症と仲良く付き合っていくには、経験や知識を蓄積していくしかない。その中で、どうやって折り合いを付けていくのかが、大切なんだと思います。実は、今の平均睡眠時間は8時間くらいなんです。『どこが不眠症なんだよ!』と言われてしまいそうですが、ぼくは“いいかげんな不眠者”なので、いつ眠れなくなるのかは見当もつかない。だから深く悩んだり、考えたりはせず、“その時”が来るのを知識を増やしながら、待つしかないんですよね(笑)」。

【眠りの黄金法則】

  • 不眠の知識と経験を増やすことで、不眠とのつきあい方がわかる
  • 定期的に刺激的な旅に出るべし
  • 「眠れなくてもいいや」という、“いいかげん”なスタンスで生活を送る

【ウィークデーの平均睡眠時間】

  • 8時間(※3月現在の時間。夏場は長く、2月は短めになる)

【睡眠タイプ】

  • いいかげんな不眠者タイプ
椎名誠
椎名誠
1944年東京都生まれ。作家、エッセイスト。『さらば国分寺書店のオババ』で作家デビューし、その後、SF作品、紀行エッセイ、自伝的小説などを中心に多数の著作を発表。執筆活動以外では、映画『白い馬』では、日本映画批評家大賞最優秀監督賞を受賞している。4月21日に『孫物語』(新潮社)が発売予定。

 

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